10カ月間ホームレス･父が借金10億…ゆにばーす、M-1決勝進出会見で衝撃残す

『M-1グランプリ2017』の決勝進出者が15日に発表され、東京・竹芝のNEW PIER HALLで行われた記者会見では、結成5年目の男女コンビ・ゆにばーすが大きなインパクトを残した。

ガシガシのロングヘアーを持つはら(ボケ)と、家で爆弾を作ってそうな川瀬名人(ツッコミ)のコンビである、ゆにばーす。決勝進出発表者9組の中で、唯一の男女コンビだが、川瀬は「にゃんこスターとは違ってチョメチョメがないコンビなので、頑張っていきたいと思います」と、恋愛関係を強く否定した。

その後も、川瀬は「前に10カ月くらいホームレスをしてたことがあるんですが、屋根を見るとテンション上がるんですよね。決勝の会場も屋根あるんで、絶対負けないです」と根拠不明の自信を提示。

さらに、優勝賞金1,000万円の使いみちを聞かれると、「僕の親父が借金10億円くらいあって蒸発中なんですけど、決勝に行ったら近づいてくるかもしれないので、(賞金を)チラつかせて、全くびた一文渡さないという行為をしたいですね」と、異次元の発言で会場をザワつかせた。

この会見では、なぜか他の決勝進出者からも、親族の情報が次々に披露される事態になり、ミキは「上岡龍太郎さんが伯父さんです」、とろサーモンの村田秀亮は「父親がスズメバチに刺されて入院してるんで、(賞金を)医療費に」、和牛の水田信二は「父親が市議会議員やってるんですけど、公園の電気がもったいないから9時に消すのを5時に消したり、すごいことやってるので尊敬します」と発表。

そんな中、さや香の新山士彦は「お父さんの親友のお姉ちゃんの旦那さんが、(NHK『つくってあそぼ』の)ワクワクさんです。結婚式の時、ウエディングケーキをダンボールで作ってました」と、近いようで遠い関係性を明かしていた。

『M-1グランプリ』の決勝進出者は例年9組だったが、今年は1組増枠し、ジャルジャル、かまいたち、カミナリ、マヂカルラブリー、ミキ、さや香、とろサーモン、和牛、ゆにばーすの9組が出場決定。決勝戦当日行われる敗者復活戦(14:30～16:30に生放送)で、準決勝まで残ったコンビのうち、視聴者投票による最多得票者1組が決勝に進出し、第1回大会の2001年以来となる計10組で王座が争われる。

12月3日(18:57～21:54)にABC・テレビ朝日系で生放送される決勝戦の司会は、6大会連続で今田耕司と上戸彩が担当。ネタ順は、敗者復活者が例年最後となっていたが、今年は決勝の生放送冒頭で発表され、司会が引いたおみくじ「笑御籤(えみくじ)」で当たった順番により、漫才を披露することになる。