俳優の役所広司が主演を務めるTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)の第2話が29日に放送され、平均視聴率が14.0%だったことが30日、わかった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

舞台挨拶に出席した山崎賢人、役所広司、竹内涼真(左から)

初回の14.7%から0.7ポイントダウンとなったが、フジテレビで日本シリーズ第2戦を中継している中、好調をキープした。

『半沢直樹』や『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じている。

第2話は、「こはぜ屋」存続のために取引先銀行から勧められた提言を振り切り、「陸王」開発の覚悟を決めた宮沢(役所)。靴底のソール部分の耐久性が懸案事項となっており、従来の素材に見切りをつけた宮沢は、以前、坂本(風間俊介)から紹介された、繭で作られた特殊素材「シルクレイ」を思い出す。しかし、その特許を持つのは飯山(寺尾聰)は2年前に自社を倒産させてしまい、それから消息不明に。坂本の助けもあり宮沢は飯山と会えることになったが……という内容だった。