第30回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナで15時よりオープニングレッドカーペットがスタート。アンバサダーを務める橋本環奈がトップバッターで登場した。

橋本環奈

橋本は、黒いエレガントなドレス姿で登場。「第30回という節目の年に東京国際映画祭のアンバサダーとして務めさせていただきます、橋本環奈です。今日はよろしくお願いいたします」とあいさつし、フェスティバルディレクターに就任した久松猛朗氏にエスコートされてカーペットを歩いた。

第30回の節目を迎えた同映画祭では、大きなビジョンの一つとして「映画の未来の開拓」を掲げている。橋本はアンバサダーとして、同ビジョンのに向けた取り組みを世界に広く発信する。

東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。

日本公開前の最新作をプレミア上映する「特別招待作品部門」では、オープニング作品として、荒川弘氏の人気漫画をHey! Say! JUMP・山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』を上映。クロージング作品は、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画『不都合な真実 2:放置された地球』となっている。