女優の香里奈が、フジテレビの新たな深夜枠で放送されるドラマ『アイ~私と彼女と人工知能~』(前編 10月2日24:25~25:25/後編 10月9日24:35~25:35)で主演を務めることが4日、明らかになった。

『アイ~私と彼女と人工知能~』主演の香里奈=フジテレビ提供

このドラマの主人公は、香里奈演じる3年間キスすらないほど恋愛から遠ざかっているシステム開発会社の理系女子・田中雫。仕事もパッとせず、上司から会社で開発中のAI(人工知能)「今泉3」と暮らして改良点を挙げることを命じられ、名前を「今泉聖司」と設定するが、イケメンなルックスと反比例するかのように、雫に対していきなり下着の形状や素材を聞くなど、スケベな変態AIだった…というコメディだ。

今回が本格コメディ初挑戦という香里奈は「新鮮でした。関(和亮)監督もとても面白みのある方で、演じる上で自由にやらせていただいた部分もありますが、監督といろいろと話をしながら、一緒にキャラクターを作っていくことが楽しかったです」と感想。「未知なAIとの暮らしをワクワク想像しながら、気楽に見て楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけている。

また、雫と都内のマンションで共同生活しながら、実はバイセクシャルで雫を密かに狙っているという生活も派手なインスタモデル・桜井モモ役で池田エライザ、変態AI・今泉聖司役で志尊淳が共演。

池田は「他人のことばっかり考えちゃうモモの優しさと、自分をないがしろにしちゃう危なっかしさがモモの魅力です」と自身の役の見どころを語り、志尊は「ゲームや遊びに見えないよう気を付けながら、しっかりと人間味も出せるように工夫しました」と役づくりについて話している。

フジテレビ編成部の加藤達也氏は「圧倒的な映像センスを誇る映像監督の関和亮さん。劇版を担当していただいたアーティストの面々も初めての方ばかり。テレビに限らず、さまざまなジャンルの皆さんが、テレビドラマで何か"新しい"ことができないかと、模索し挑戦したオリジナルドラマになっております」とアピールした。

フジは、10月改編で、フレッシュな出演者や制作者などを積極的に起用する深夜枠『ブレイクマンデー24』を新設。ドラマ、バラエティ、リアリティショーなど、ジャンルを問わず「SNSを中心に学校や職場で話題になる」コンテンツを制作し、FOD(フジテレビ・オンデマンド)BS、CSと密に連携した編成を行っていくとしている。

第1弾の『アイ~私と彼女と人工知能~』に続き、10月16日からは、池田エライザ主演のドラマ『ぼくは麻理のなか』(24:25~24:55)、リアリティショー『恋神アプリ』(24:55~25:25)がスタートする。

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