俳優の上川隆也主演のテレビ東京系ドラマ特別企画『テミスの剣』(9月27日放送)の追加出演者が22日、明らかになった。

前田敦子

同作は、『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビューした中山七里による同名小説を実写化。不動産屋を営む夫婦が殺害され、現場に急行した浦和署の刑事・渡瀬(上川)は容疑者・楠木を連行する。強引な自白や組織の闇に迫っていく。テミスとは、ギリシャ神話に登場する法律の女神で、最高裁判所にテミス像が置かれている。

渡瀬とは知己の東京地方検察庁の検事・恩田嗣彦役には、“2時間ドラマの帝王”と呼ばれる船越英一郎。船越は「法を司る人間の二十年にわたる光と闇を演じさせて頂きました。是非御覧下さい」とアピールする。渡瀬の教育係兼パートナーであるベテラン刑事・鳴海健児は高橋克実、渡瀬が担当した不動産屋夫婦殺害事件の容疑者・楠木明大の父親である楠木辰也は、伊東四朗が演じる。

また、渡瀬の前に現れる謎の記者・田口今日子は前田敦子が演じた。前田は「常に真実に向き合い強い意志を持った女性だったので演じるうえでとても緊張感がありました」と振り返り、「最後までどうなるか分からない展開で、とても惹き込まれるドラマとなっております」と同作を紹介する。不動産屋夫婦殺害事件の首席裁判官・高遠寺静役には、余貴美子が決定した。

さらに渡瀬の妻・渡瀬遼子役を堀内敬子、不動産屋夫婦殺害事件の容疑者・楠木明大役を中村倫也、渡瀬の後輩刑事・堂島ひとみ役を野波麻帆、渡瀬の上司である刑事・杉江役を菅原大吉、鑑識課員・ 国枝役をベンガル、一軒家に住む親子殺害事件の容疑者・迫水二郎役に高橋努が務めた。

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