女優の北川景子が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話-夏の特別編2017-』(19日21:00~23:10)に初出演することが19日、明らかになった。志尊淳と、こちらも同ドラマ初出演の川栄李奈が共演する。

北川景子

北川が演じるのは、看護師の深川京香。彼女が勤める総合病院の417号室に入院していた患者が、深夜に何度もナースコールを鳴らし、苦しみながら亡くなったが、その日から、誰も入院していない417号室のナースコールが毎晩、繰り返し鳴るようになる。

以降、417号室に入院してきた患者が突然死する事態が相次ぎ、やがてその部屋は「死に部屋」と呼ばれるように。同僚看護師の横山詩織(川栄李奈)は、京香に「あの部屋は使わないほうがいい…」と警告するが、京香は「そんな噂に振り回されてどうするの」と、主任という立場上、この不穏な状況を認められないでいた。そんなある日、京香の弟・篤史(志尊淳)が大ケガをし、京香の病院に運び込まれ、417号室に入院することになる。

ホラー初挑戦となる北川は「ずっと驚くばかりとか恐怖におののく連続というお芝居は初めてだったので、どれくらいの表情や表現がリアルで怖さも伝わるのか?というさじ加減が難しかったです」と感想。怖い話は苦手だそうで「お化け屋敷も絶対に行きません(笑)」というが、「現在使われてない建物などいろいろなところで撮影したりするので、不気味な雰囲気や不穏な空気を感じたりしたことや「もしかしたら…」という影が見えたこともあります」と、感じるものはあるようだ。

また、北川と2回目の共演となる志尊は「とても気さくで撮影現場でも全体を明るい雰囲気にされていました。実際に、こんなすてきなお姉ちゃんがいたら、寄り道しないで帰ると思います(笑)」と信頼。以前共演した高橋一生に怖い話を聞いてハマったそうで、「"怖さ"というよりは、未知の世界に想像をふくらませることができるので、面白いなと思います」と興味を語った。

そして、看護師役初挑戦の川栄は「『もし自分が看護師になってこんな体験をしたら…』と想像しながら演じていたら少し怖くなってきて…。どんなふうに仕上がっているかでき上がりが楽しみです」と期待。自身は霊感があるのか、「意外と敏感で、ホテルなどで『なんとなく怖いなー』と感じたら、眠れなくなることはあります」と明かした。

『ほんとにあった怖い話-夏の特別編2017-』は全5話で展開され、手越祐也、野村周平、遠藤憲一の出演が発表されている。