2017年5月に1周年を迎えたアイドル×音楽アプリゲーム『8beat Story♪』(エイトビートストーリー、以下エビスト)。開発はクロノス、音楽制作はホリプロが担当している本アプリは、多彩な楽曲、フルボイスで進むストーリーが魅力のゲームだ。メインキャラクター8人を演じる声優は声優グループ「8/pLanet!!」(ハニープラネット、以下ハニプラ)としても活動している。「ハニプラ」は2016年10月に1stライブ、2017年3月には2ndライブを成功させ、さらに声優番組レーベルPhononチャンネルでは冠番組を持つなど、今後の活躍が楽しみな新進気鋭のグループだ。
そんな『エビスト』初となる朗読劇中心のイベント「第1回リーディング&ミニライブ企画」が2017年8月19日に一ツ橋ホールにて行われる。今回は、本イベントに出演するメイ役の澤田美晴と、理事長役を演じる立花理香にインタビュー。イベントへの意気込みに加えて、それぞれが演じるキャラクターについてもお話いただいた。
まさかの退学処分?
――本日はお二人が演じていらっしゃるキャラクターのことや8月19日に行われるイベントについてお伺いできればと思います。まずは改めて『エビスト』がどんなゲームなのか教えてください。
澤田:『8beat Story♪』はアンドロイドたちの音楽が中心になってきている世界で、「生の歌声を届けることでしか生まれない感動を広めたい!」という想いを持つ女の子が集まってアンドロイドに音楽でバトルを挑んでいく、というストーリーです!
――(……あれ? どこかで聞いたことがあるような……)
澤田:……女の子たちは、「音の杜学園」という学園に集まった、学年も性格もバラバラな8人で、みんなそれぞれに夢や目標を持っています。プレイヤーさんはこの8人をまとめる学園の先生になっていただき、彼女たちがライブバトルで勝利するためのアシストをしていただく、といったゲームです!
――……1stライブ前に社本さん(ゲーム中のキャラクター・桜木ひなた役の声優)にしていただいた説明と全く同じですね(笑)。何というか……驚きを隠せません。
澤田:あははは……(笑)。だって、しゃも(社本)がすごくちゃんと答えてるから!
――確かに、見事な説明でしたが、まさか一言一句同じとは思わず……!
澤田:ふふっ、すいません(笑)。
立花:付け加えるとすれば、リズムゲームを楽しみつつ、8人の生徒たちの成長も見守ることができるという、両方の側面が楽しめるゲームですね!
澤田:さすが理事長!
――そんな『エビスト』にご出演されているお二人ですが、それぞれが演じられているキャラクターについて教えていただけますか?
澤田:私はメイちゃんという役を演じています。メインキャラクター8人の中の一人なんですよ。髪の毛は白ベースでピンクと水色が入っていて目はオッドアイという、メルヘンチックで可愛い部分がいっぱいある子!しかもメイちゃんはですね、他の7人とは違って一人だけアンドロイドなんです。
――アンドロイドでありながら、同じアンドロイドと音楽バトルを繰り広げるんですね。
澤田:メイちゃんは生の歌声の良さを知ったことで、人間側に立ってアンドロイドたちと音楽で戦っていくんですよ。人の気持ちを理解しきれていない部分もあるのですが、メンバーと触れ合うことで少しずつ理解し、成長していきます。真っすぐで、透明感溢れるメイちゃんが私はとっても好き。だから、皆さんもぜひメイちゃんを推してください(笑)。
――推している先生方(『エビスト』のプレイヤーのこと)はたくさんいると思います! 続いて、立花さんが演じられているキャラクターについて教えていただけますか?
立花:私は白鳥ロクサレーヌ慶子という役を演じております。「音の杜学園」の理事長で、新任教師として赴任するプレイヤーさんの上司に当たる役ですね。立場上、色々なことをプレイヤーさんに教えていくしっかり者ですが、意外とお茶目なところもあるんですよ。
――ゲーム中では誕生日に毎年生徒に追いかけられて逃げる、といったストーリーが展開されていましたね。
立花:そうそう! あのストーリーを見て、みんなから愛されているんだなと思いました。あと、メイちゃんがアンドロイドであることを最初から知っていたのは彼女だけで、しかもなぜメイちゃんがアンドロイドと戦うのか知っている……どこか謎を秘めているキャラクターでもあります。ロクサレーヌというミドルネームに関しても謎です(笑)。
澤田:でもメイちゃんにとっては、色々なことを教えてくれるお姉ちゃん的な存在になっている気がしますね。だから、私も勝手に立花さんをお姉ちゃん的な存在だと思っています!
立花:嬉しい! これまでロクサレーヌさんも私もメンバーとあまり会う機会がなくて……。陰ながら自分の娘や妹たちのような彼女たちを応援する立場でした。だから今日一緒にお話ができたのは本当に嬉しい!
澤田:私もです!
――お姉ちゃん、妹……年齢は何歳くらいなんでしょうか?
立花:ロクサレーヌさん?(ニコッ)
――は、はい、ロクサレーヌさんの……
立花:そりゃ、ピチピチの……ね?
澤田:ピチピチです!
立花:うーん、でもこれ以上深追いするのは……。
澤田:かわいそうですね。
立花:えっ、かわいそう!?
澤田:だ、だって、隠しているから! 必死に!!
立花:これは、退学処分かしら……。
澤田:ヤバい~!!
――でも先ほどお姉ちゃんみたいだとおっしゃられていたので、澤田さんもきっとそれくらいの年齢だと思っているはずです!
立花:そうですね。若くして理事長です。そうですよね?
澤田:は、はい! そうです!
――な、何とか退学は免れたようですね。