あす6日スタートの『脳にスマホが埋められた!』(読売テレビ・日本テレビ系)を皮切りに、夏の連続ドラマが続々とスタートする。

放送開始前の段階で、視聴者はどのドラマを見たいと思っているのか。マイナビニュース会員に、夏の民放連続ドラマの中で「最も期待する作品」をアンケート調査したところ、山下智久主演のフジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』が、断トツの1位に輝いた。

2017夏ドラマ期待度ランキング

マイナビニュース調べ。対象は7月クールの民放連続ドラマのうち、関東地区で20~24時台に放送される30分以上の枠の作品。

連ドラセカンドシーズンから7年の時をへて復活する今作。山下に新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、さらに椎名桔平、寺島進、杉本哲太、りょうといったおなじみのメンバーが再集結することが発表され、6月19日からフジテレビオンデマンド(FOD)で無料配信されているファースト・セカンドシーズンの総視聴数は、10日間で130万回を記録するなど、大きな注目を集めている。

今回のアンケートでは、有効回答数2,318人中、得票率26.4%となる611票を獲得。これは、2位に約3.5倍の差をつける圧倒的な期待度となっており、その理由を見ると「過去のシリーズもすべて見ており、今回も楽しみだから」(35歳男性)、「前作を見ていたから」(28歳女性)など、やはり人気シリーズの復活ということで期待が高まっていることが伺える。

また、「新垣結衣が出演しているから」(56歳男性)、「新垣結衣さんが出演した前回のドラマの演技が素晴らしかったので」(49歳男性)など、昨年『逃げ恥』でさらなるブレイクを果たした新垣に対する期待の声も目立った。

『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』に出演する(左から) 椎名桔平、比嘉愛未、新垣結衣

次いで2位に入ったのは、こちらも人気シリーズの上川隆也主演『遺留捜査』(テレビ朝日系)。こちらはスペシャルから2年ぶりの復活で、「以前から遺留捜査を観ていてファンだから」(34歳女性)、「このシリーズに興味があり、主演の上川隆也に好感を持てるから」(69歳男性)と、しっかりとファンを抱えていることが分かる。

こうして1位、2位に人気シリーズがランクインする中、3位に渡辺直美主演という異色作『カンナさーん!』(TBS系)が食い込んだ。原作漫画のファンという声も多いが、それ以上に「直美が主演だから面白そう」(45歳女性)、「渡辺直美さんが、どんな感じに演じていくのが楽しみだから」(39歳女性)、「渡辺直美さんの主婦ぶりや、困難の乗り越え方が見てみたい」(58歳女性)と、特に女性から渡辺に期待するコメントが、続々と寄せられた。

ちなみに、芸人主演作では、16位に有田哲平(くりぃむしちゅー)主演『わにとかげぎす』(TBS系)がランクインしたが、こちらも「あの有田哲平がどんな演技をするのか楽しみ」(55歳男性)といった声が多く集まっており、チャレンジングなキャスティングが期待値につながる傾向にあるようだ。

上位に戻ると、4位も漫画原作で、窪田正孝主演『僕たちがやりました』(カンテレ・フジ系)が入り、「原作のファンだから」(46歳男性)と実写化への期待や、「カンテレのドラマは面白いので」と制作局への信頼の声が。

5位には、米倉涼子が演じた役柄をオスカープロモーションの後輩・武井咲が受け継ぐ『黒革の手帖』(テレ朝系)が入り、「過去にドラマ化された、米倉涼子主演のも好きだったので見比べてみたい」(43歳女性)と、新たなキャストへの注目などから投票が集まっている。

●調査概要
調査期間: 2017年6月27日~7月2日
調査対象: マイナビニュース会員
有効回答数: 2,318人
調査方法: インターネットアンケート