GMOリサーチは6月27日、「働き方改革に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2017年6月17~18日、調査対象は20歳以上の有職者(アルバイトを除く)で、有効回答は1,100人(中小企業勤務550人、大企業勤務550人)。

企業の課題は「人材の不足」

現在所属している企業の課題・問題点を尋ねたところ、「人材の不足」が40.7%と最も多く、次いで「特になし」が35.9%、「知識・ノウハウの不足」が16.4%、「製品・サービス・技術の不足」が14.7%と続いた。同社は「企業が抱える課題は『人材の不足』によるところが大きい」と分析している。

現在所属している企業の課題・問題点

働き方改革のために必要だと思う取り組みは、1位「業務効率化のための社内フロー・制度の改善」(55.8%)、2位「業務効率化に向けたITツールの導入」(52.3%)、3位「時間外労働の事前申告」(50.4%)との結果に。また「取り組みを予定・検討している」内容として「非正規雇用者の正社員化などのキャリアアップ」(30.1%)は上位に入ったものの、「実際に取り組んでいる」割合は13.3%にとどまった。

現在ITツールを導入している人が利用しているツールの種類は、「給与」が61.0%、「財務・会計管理」が60.1%でトップ2。以下、「顧客管理」が50.9%、「受発注」が49.6%、「決済」が49.1%、「コミュニケーション」と「原価管理・業務管理」が同率の47.8%と続き、同社は「様々な業務分野でITツールを活用した業務効率化が求められている」と分析している。

ITツールをまだ導入していない理由は、「導入コストが高い」が34.0%で最多。「導入作業に割く人的リソースがない」も22.5%で上位に入った。