パーソルテクノロジースタッフが提供するの法人向け福利厚生型家事シェアサービス「ショコラ(share of co life)」は6月21日、「働く」「福利厚生」「家事代行」に関する意識調査の結果を発表した。

同調査は、政府が推進する「働き方改革」を受け、福利厚生や家事代行に対する個人の認知・利用実態を明らかにするため実施するもの。2016年11月に1回目の調査を開始。今回で3回目で、「福利厚生と従業員満足度」について調査している。調査期間は2016年11月17日から24日まで。調査対象者は、東京・神奈川・千葉・埼玉在住で就業中の20歳~59歳の男女505名。結果は次の通りだ。

福利厚生の認知・利用状況

福利厚生の認知・利用状況と従業員満足度の関係

まず、会社・組織の福利厚生について認知・利用状況を聞いたところ、「知っていて、活用している」と答えた人は42%だった。なお、「知っていて、活用している」を選択した人は、「知ってはいるが、利用していない」と答えた人と比較し、「会社・組織が好き」「働き甲斐を感じる」など、会社や仕事への満足度が高い。この結果について同調査は、「福利厚生の利用率を上げることが、従業員満足度を高める一因になると推察される」と分析している。

このほか同調査では、福利厚生に対する満足度別に、現在勤めている会社・組織で継続的に就業したいと感じるかも聞いた。結果は、福利厚生について「大変満足」と答えた人は44%が継続的に就業したいと回答した。一方で「大変不満」と答えた人は、継続的に就業したいと回答したのはわずか6%だった。