本田技研工業(ホンダ)は22日、「CBR1000RR SP」をベースに、サーキット走行やレースでの使用を想定して性能向上を図った大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」の商談受付を6月5日から開始すると発表した。

ホンダ「CBR1000RR SP2」

「CBR1000RR SP2」は、クラス最軽量の車両重量とマス集中化がもたらす軽快性、さらには出力向上と扱いやすい特性を両立したパワーユニットを搭載し、新たな電子制御技術を採用してフルモデルチェンジした「CBR1000RR SP」をベースとしたモデルとなっている。レーシングマシンへのモディファイを前提に、吸・排気バルブと燃焼室を新設計したシリンダーヘッドやピストンを搭載したほか、より軽量なマルケジーニ製の前後ホイールを採用するなど、サーキット走行やレース使用時のポテンシャル向上を図った特別な仕様とした。

カラーリングは同モデル専用の「ヴィクトリーレッド」のみで、レッドを基調としたカウリングに、カーボンパターンとしたブルーのグラフィックを施すとともにゴールドのラインを追加した。

「CBR1000RR SP2」の2017年型モデルは35台限定販売となり、購入については専用サイトで商談の申込みが必要となる。受付期間は6月5~26日で、限定台数を上回る申込みがあった場合は抽選が実施される。価格は302万4,000円(税込)。