チャイナ エアライン(本社: 台湾)は4月19日、台湾観光局、高雄市政府、熊本県との提携によるボーイング737-800特別機「三熊友達号」を発表。特別機の機体には、台湾の「オーション/オーベア」、「高雄熊(ガオションション/ヒーロー)」、日本・熊本の「くまモン」が塗装される。三熊同時の観光大使就任となり、ユーモアあふれるキュートな三熊が台湾と日本の友好関係がさらに深める。

三熊同時の観光大使就任

特別機「三熊友達号」初便は、5月26日に高雄=熊本線に就航する。ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席の特別機は、就航後週3往復で高雄=熊本間を運航し、将来的には、熊本線のみならず高雄発/東京・大阪・那覇線での運航も予定している。

今回の特別機企画は、「三熊 一緒に PLAY」をコンセプトに、台湾と日本で人気のマスコットが共演。特別機機体右側面には台湾の春の芝生、台湾・高雄で最高層の85スカイタワーの紫斑蝶、そして、左側面には九州の春の美しい桜吹雪の景色とともに、400年以上の歴史を誇る熊本城や阿蘇山が描かれている。

ボーイング737-800特別機「三熊友達号」は5月26日に高雄=熊本線に就航

震災復興から1年を迎えた熊本県の蒲島郁夫知事は、台湾による震災支援について改めて感謝の意を寄せ、熊本への直行便を結んでいる高雄市政府の陳菊市長は、台湾国民を代表して熊本並びに近隣地域の再建を応援している旨を伝えた。

チャイナ エアライン会長の何煖軒氏は、「チャイナ エアラインとしては2015年10月25日に開設した高雄=熊本線をはじめ、福岡、宮崎、鹿児島、併せて週に23便、マンダリン航空の台中=大分間を週2便の定期チャーター便で結んでおり、九州において安定した台湾のフライトネットワークをご提供しております。近年は、台湾南部へ訪れる日本の観光客が安定的に成長しており、山、海、川、港と地理的にも優れている台湾第2の都市・高雄で、環境に優しい公害ゼロの太陽光のボートや、二階建ての観光バス、自然資源が豊富な海洋都市を楽しんでください。さらに多くのお客さまが訪れることを期待しております」とコメントしている。