東武鉄道と東武ステーションサービスは17日、日光東照宮と日光山輪王寺の拝観券が購入できる多言語対応券売機を東武日光駅構内に設置した。各種交通系ICカードやクレジットカードも利用できる。

東武日光駅構内に導入された、日光東照宮と日光山輪王寺の拝観券用の多言語対応券売機イメージ

券売機の利用時間は9~17時。日光東照宮と日光山輪王寺の拝観時間は4月から10月まで8~17時、11月から3月まで8~16時となっており、閉門30分前で拝観受付を終了する。

券売機で購入できる日光東照宮の拝観券は、陽明門・拝殿・眠り猫のある東廻廊・鳴き龍のある本地堂などが拝観できる「単独拝観券」(大人・高校生1,300円)と、単独拝観券の拝観区域に宝物館が付いた「単独拝観券+宝物館入館券」(大人・高校生2,100円)。日光山輪王寺の拝観券は「三仏堂券」(大人・高校生400円)、「大猷院券」(大人・高校生550円)、「輪王寺券(三仏堂券+大猷院券)」(大人・高校生900円)、「宝物殿・逍遥園券」(大人・高校生300円)の4種類を購入できる。いずれも個人券のみの取扱いとなる。

これまで東武日光駅ツーリストセンターのカウンターにて現金支払いのみで発売していたが、今後はよりスピーディーに購入できるようになる。券売機は日本語のほか、中国語簡体字・繁体字、韓国語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、タイ語の計9言語に対応している。