皆それぞれに大好きなご飯のお供があるはずだ

白米が好きな人には、必ずと言っていいほど「大好きなご飯のお供」があるはずだ。炊きたてホカホカのご飯の上に大好きな具材を乗せ、目で楽しんだ後は口に運んで舌で楽しむ。一口でもご飯のお供を口にしようものなら、その至福の味わいに白米をいくらでもかきこめそうな気がする――。ご飯党にとって、ご飯のお供はなくてはならない存在だろう。

近年はインターネット通販が一般化し、希少なご飯のお供を遠方から取り寄せることも可能となった。一方で、スーパーなどで手軽に購入できる食材を愛好してご飯と一緒に食べる人も多い。では、皆が選ぶ「ご飯のお供ナンバーワン」は一体何だろうか。

その答えを探るべく今回、マイナビニュース会員307名に「大好きなご飯のお供」に関するアンケートを実施。好きな理由も聞いたので併せて紹介しよう。

Q. ついご飯を食べすぎてしまうご飯のお供を教えてください

1位: 明太子(67.2%)
2位: たらこ(63.6%)
3位: 味付けのり(58.5%)
4位: ふりかけ(56.4%)
5位: 生卵(52.8%)

■明太子
・「明太子にマヨネーズを入れるのが好き」(38歳男性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「明太子が一番好きです。明太子の辛さがご飯とよく合い、口の中でプチプチ感がある食感とご飯の一粒一粒が合うと思います」(46歳女性/その他/その他)
・「熱々のご飯に明太子を合わせると、ほんのりと甘みも感じられて絶妙です」(60歳以上女性/その他/その他)
・「明太子で食べるご飯は別腹だから」(44歳男性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「明太子とご飯は最強タッグ! 大好きです。プリン体を気にしつつも、ついついご飯を食べ過ぎてしまう」(60歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「辛味と旨味のハーモニーが素晴らしく、いくら食べても飽きない」(60歳以上男性/その他/その他)

■たらこ
・「子供の頃からたらこが大好きで、いくらでもご飯が進んでしまう。今も食欲がなくても、たらこがあればなぜか食欲が復活してしまう」(50歳女性/その他/その他)
・「たらこでも特に焼きたらこが一番好きですネ。おにぎりの中に入れると最高! 」(34歳女性/教育/専門サービス関連)
・「子供の頃から好きだった。香ばしく焼いた食感が好き」(52歳女性/その他/その他)
・「たらこにも明太子にもかつお節にも、マヨネーズをかけるとコンビニのおにぎりみたいな味になっておいしい」(35歳男性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「しょっぱいものが好きで、中でも焼きたらこの味が好き」(43歳男性/その他/その他)

■味付けのり
・「味が濃いものが好き」(39歳女性/その他/その他)
・「味付けのりがあるとごはんがすすむ」(39歳女性/その他/その他)
・「味付けのりが好きで、無いときは普通ののりにしょうゆをつけて食べる。のりが昔から好きで食べる習慣がついているから」(39歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「手軽だし、冷えたご飯でもおいしい」(37歳男性/輸送用機器/IT関連技術職)

■ふりかけ
・「シンプル・イズ・ザ・ベスト」(35歳男性/専門商社/営業関連)
・「ふりかけは種類がたくさんあるので、いろいろ食べてみたくなる」(48歳男性/その他メーカー/技能工・運輸・設備関連)
・「塩分・糖分が共に豊かで、特に納豆ふりかけはたまらない」(34歳女性/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)

■生卵
・「実家の家業が養鶏場を経営しており、新鮮な鶏卵が手に入る。また、卵にかけるしょうゆも、非常においしいものが沢山あるため、最高においしいごはんのお供である」(51歳男性/設計/建築・土木関連技術職)
・「おかずのないときにすぐ対応できる。簡単にアレンジもできる」(52歳女性/その他/その他)
・「たまごがけごはんにはまっていて、色んなアレンジを試している最中だからです」(33歳女性/教育/専門サービス関連)

■総評

3人に2人以上の回答者が選んだ明太子が見事1位に輝いた。たらこを唐辛子などで味付けした明太子は、プチプチした食感とほどよい塩辛さが特徴。ご飯の甘みと明太子の辛さが相まると、何とも言えない口中の幸福を感じ箸が止まらなくなる。酒の肴としても楽しめ、パスタやフランスパンなどとの相性も良いため、万能的な存在の「ご飯のお供」と言えるだろう。

3.6ポイント差で惜しくも2位となったのは、明太子のベースとなるたらこ。生で食べるのもおいしいが、軽く炙って外側と内側の食感の違いを楽しむことを選択する人も少なくない。明太子よりもシンプルに素材の味が感じられる一品だけに、購入するお店にこだわる人もいるようだ。

3位には味付けのりがランクイン。個包装タイプの製品が多いが、あまりのおいしさに2個、3個と袋を開けてご飯を胃袋に流し込んでしまう人もいることだろう。おにぎり文化がある日本においては、安心・安定のご飯のお供と言えそうだ。なお、6位以下は納豆(28.0%)、塩辛(23.5%)、とろろ(23.5%)、佃煮(22.1%)、高菜(19.2%)というラインナップとなっていた。

ちなみに選んだご飯のお供で茶碗何杯(1杯150gで換算)のご飯が食べられるか聞いたところ、「お茶碗2杯」が43.6%で最多回答だった。糖質は脳のエネルギー源としてなくてはならない存在とはいえ、食べすぎは肥満を招く。古くから日本に根付く「一汁三菜」の考え方に基づき、食事はできるだけバランスよく食べるようにしよう。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2017年4月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 307名(男性198名 女性109名)
調査方法: インターネットログイン式アンケート