アイドルグループの関ジャニ∞が15日、大阪・関西テレビ本社でバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~25:20 ※地域ごとに異なる)の10周年記念会見を行った。

『関ジャニ∞のジャニ勉』リニューアル後のセット

同番組は、2007年5月2日に放送開始。関ジャニ∞が地元・関西に隔週ペースで戻って収録しているもので、今月29日放送分(第496回)からリニューアル。これまでは、ゲストとゲームを繰り広げるなどバラエティ感の強い内容だったが、トーク中心の番組に生まれ変わり、収録を終えた村上信五は「大人っぽい雰囲気でやっていこうというコンセプトの中で、メンバーの知られざる小さいこだわりも出てきて、新たな一面も楽しんでいただけたら」と見どころを紹介した。

また、「関ジャニ∞の頑固道」と題し、ゲストや関西の街で見つけた人、そして関ジャニ∞メンバーが持つこだわりを熱く語り合っていくことになり、大倉忠義も「全体的には大人っぽくなって、僕らもこういう年齢になったのかなっていうのもありますね。ゲストが来られるスタイルは基本的に変わらないけど、僕らも自分のエピソードを話すことも増えて、参加するっていう形になったのかな、と。楽しくやっていけたらいいですよね」と期待を語る。

セットは"オトナの秘密基地"を思わせるような空間に一新され、渋谷すばるは「僕らの家にふらっと来てくれたような感じで普通に楽しくしゃべってたら『もう終わりか』みたいな。こういう空気感だからこそ引き出せたものもあるのかな」と収録に手応え。安田章大も「メンバーの面白いところをあらためて発見できて、それをゲストや視聴者の方が楽しんでくれたらいいですね!」と語り、それぞれの新たな魅力が引き出されているようだ。

衣装も大人っぽさを意識したスーツとなり、錦戸亮は「大阪でメンバー全員でやってるのってこの番組だけなんでね。まだ子供の部分が出ちゃうかもしれないけど、『リニューアル大成功だね!』って言われるように、頑張っていきたいと思いますね」と意気込み。

横山裕も「攻めの姿勢というか、前を向いて行こうというか、その温度感が見てる方たちにも伝われば」と意欲を示し、丸山隆平は「コーナーを分けずに区切らずその空気のままやっていくっていうのは10年間やってきたからこそで、ある程度僕らが信頼されていないとできないと思うし、託された感じがしますね」と自信を見せていた。

そんな中、錦戸は「400回記念の時に、悪天候で八丈島に行けず箱根になったのが、いまだにずっと悔しいままなんで、今度こそ、八丈島に行きたいですね」と構想を披露。渋谷は「昔からずっとカンテレでやらせてもらって、スタッフが愛情を持って接してくれて、それをどうやってみんなに返して行けるのかなっていうキャッチボールが、(今後も10年続いて)気づいたら20年…」と、さらなる飛躍とスタッフへの感謝の気持ちを表現した。