AKB48の小嶋陽菜が21日、東京・原宿の国立競技場第一体育館でライブイベント「こじまつり~前夜祭~」に出演。終演後に記者会見を行った。
小嶋陽菜の卒業コンサート前日となったこの日は、国立競技場第一体育館で前夜祭となる公演を実施。グループメンバーに加え、小嶋と親交のあるゲストが次々と登場するなど、スペシャルコラボで卒業前夜祭を盛り上げた。
小嶋は「もう完全燃焼しました。メンバーが色々とやってくれて本当に楽しかったし、明日(卒業コンサート)は何したら良いのかな? って感じです。前夜祭でもう出し切りました(笑)」とやり切った表情で、「セットリストとかも全部自分で考えてました。それをファンの皆さんに見せられてうれしいです。みんなのお陰でいいライブになりました」と満足。翌日の卒業コンサートについては「明日何するか分からないぐらいです(笑)。どうやって気持ちを作るんですかね?」と報道陣に質問する場面もあったが、「気持ちを切り替えて頑張りたいです。集大成だと思いますが、やりたいことや見せたいことを混ぜながらやりたいです」と意気込んだ。
卒業コンサートの前夜祭となったこの日は、公演中に思わず涙を流した小嶋。「自分でもびっくりしました。明日の卒業コンサートに取っておいた方がいいかなとも思いましたが、最後の『10年桜』の時にみぃちゃん(峯岸みなみ)の顔を見たら涙が出てきて。それが伝染して(他のメンバーも)泣いちゃいましたね。みぃちゃんは『卒業コンサートで泣くと残されちゃったと思われるかもしれないので絶対に泣かない』と言っていましたが、泣いてましたね(笑)」と苦楽を共にしてきた同期の峯岸を気遣った。
また、同公演で小嶋の29歳の誕生日となる4月19日に卒業公演が行われることも発表。「18日にやると28歳で卒業できるんですが、誕生日にしようかなと思いました。日が悪かったら変えたいんですけどね。29歳までアイドルなんて全く思ってなかったです。29歳のアイドルって嫌じゃないですか。でも気づいたらやったいましたね(笑)」と笑わせるつつ、「卒業公演まで後悔がないようにやっています。ファンの方に恩返ししながらコンサートまで来れたと思うので、卒業公演までやりたいことはないです」とAKB48として残り少ない日々を楽しんでいる様子だった。