エアバスは現地時間の2月3日、A330neo初号機に備えたシャークレットを公開。このシャークレットにより、騒音を低減させるとともに離発着性能を高め、燃料効率を高める。

A330neo初号機に備えたシャークレット

エアバスは、A320ファミリーにおいて高さ2.4mのシャークレットを備えることで、燃費が最大4%削減されるほか、1機あたり年間900tの二酸化炭素排出量の削減させた。シャークレットは新エンジンのA320neoに標準装備し、現行エンジンのA320ceoにも適用している。

A330neo向けのシャークレットは、現在のA330ceoでは60.3mに対し、A330neoでは64mに拡大される。シャークレットは飛行中、翼端で起こるらせん状の渦を減少させ、騒音低減や燃料効率を高める。