京王百貨店は1月12日~24日、300種類以上の駅弁が集合する「第52回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」を京王百貨店・新宿店にて開催。2017年は平成29年という"にくの年"にちなみ、肉系駅弁を多くそろえる。

肉敷きローストビーフ弁当

京王百貨店の駅弁大会は、昭和41(1966)年の初開催から52回目を迎える長寿催事で、今日では開催2週間(13日間)で売上高は6億円以上・約30万食を販売する百貨店最大級の物産展となっている。北は北海道から南は九州まで、44都道府県(山口、徳島、沖縄のぞく)から300種類以上の駅弁が集合する。

前回開催の様子

今回は平成29年にちなみ、"にくの年"ということで全国29都道府県から肉系駅弁が集う。大会全体で集まる約300種類の駅弁のうち、肉系駅弁は実演・輸送をあわせて111種類となる。肉の種類は牛・豚・鶏、味付けもしょうゆ味や味噌味等、各地のブランド肉やその土地ならではの味付けが楽しめるという。

佐賀牛サーロインステーキ&赤身ローストビーフ弁当

飛騨牛ローストビーフ使用 牛しぐれ寿司

同イベントは1月12日~24日10時~20時で、18日は17時、最終日となる24日は18時に閉場となる。場所は京王百貨店新宿店7階大催場(東京都新宿区西新宿1-1-4)となる。

玉屋の奥久慈しゃも弁当

三味牛肉どまん中

なお、2016年に行われた第51回大会と、10年前の第41回大会の実演販売駅弁販売個数を比較したところ、10年前はベスト10に入っている肉系駅弁は2種類であったのに対し、2016年は4種類となっているという。加えて、直近10年間で最も多く肉系駅弁がベスト10に入ったのは、第46回大会(2011年)と第48回(2013年)でともに6種類だった。

2006年(第41回)大会
(1) いかめし 470円 北海道/函館本線 森駅
(2) たらば寿し 1,350円 北海道/根室本線 釧路駅
(3) 牛肉どまん中 1,000円 山形県/奥羽本線 米沢駅
(4) 花咲かに弁当 1,260円 北海道/根室本線 根室駅
(5) かにめし 1,000円 北海道/函館本線 長万部駅
(6) ながさき鯨カツ弁当 1,050円 長崎県/長崎本線 長崎駅
(7) 小樽漁華 1,260円 北海道/函館本線 小樽駅
(8) 氏家かきめし 950円 北海道/根室本線 厚岸駅
(9) いちご弁当 1,200円 岩手県/山田線 宮古駅
(10) 越前ちゅんちゅんかにめし 1,500円 福井県/北陸本線 福井駅

2016年(第51回)大会
(1) いかめし 650円 北海道/函館本線 森駅
(2) 三味牛肉どまん中 1,300円・牛肉どまん中 1,150円 山形県/奥羽本線 米沢駅(2種の販売数量を合算したもの)
(3) のどぐろと香箱蟹弁当 1,600円 石川県/北陸新幹線 金沢駅
(4) 氏家かきめし 1,080円 北海道/根室本線 厚岸駅
(5) 佐賀牛サーロインステーキ&赤身ローストビーフ弁当 1,980円 佐賀県/佐世保線 武雄温泉駅
(6) 黄金のかにめし 1,500円 福井県/北陸本線 福井駅
(7) 北さつま牛・鹿児島黒豚 贅沢すき焼き重 1,280円 鹿児島県/九州新幹線 出水駅
(8) 大玉ほたてと大漁ウニ弁当 1,780円 北海道/北海道新幹線 新函館北斗駅
(9) 神戸名物ステーキ&しゃぶしゃぶ弁当 1,200円 兵庫県/山陽新幹線 新神戸駅
(10) 炙りあなごめし 1,400円 広島県/山陽本線 広島駅

※※価格・名称等は大会当時のもの。価格は税込