スターバックス コーヒー ジャパンは12月26日、「チョコラティ バナナ ココ」「ホワイト チョコラティ バナナ ココ」(どちらも税別420円~)、「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」「ホワイト チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」(どちらも税別520円~)を全国の「スターバックス」店舗で発売した。2016年最後のスタバの新作は、"焼きバナナ"! 気になる味を早速確かめてきた。

冬の新作は"ローストバナナ"だ

クリスマスが明けても、まだまだ寒い今日。スターバックスによると、冬は家に引きこもることが多くなり、服装も暗めになりがちとのことだ。そこで、「寒い中でも、明るさをもたらしてくれるドリンクを作ろう」という考えで開発されたのが今回の4種類。バナナと聞くと、2014年の「フレッシュ バナナ&チョコレート クリーム フラペチーノ」を思いだすが、"焼きバナナ"だとどんな味わいになるのだろうか。

フラペチーノにもバナナがたっぷりと使われている

まずはホットの「チョコラティ バナナ ココ」から。こちらは、「ココア」にローストバナナベースとイエローバナナケーキを加えたドリンク。トッピングのイエローバナナケーキは香ばしく、ドリンクに口をつけるとふわっとバナナの香りがした。飲んでみると、ココアの中にバナナの風味がしっかりと溶け込んでいる。チョコレートのほろ苦さも感じられて、「あま~いチョコバナナみたいなのかな」と思っていた印象が、いい意味で裏切られる味わいだ。

「チョコラティ バナナ ココ」(税別420円~)

トッピングにはホイップクリームとチョコレートソース、エローバナナケーキを採用

もう一つの「ホワイト チョコラティ バナナ ココ」は、「チョコラティ バナナ ココ」と比べてみると、かなり甘め。ホワイトチョコレートの濃厚な甘みがミルクとよく合い、かなりまろやかで優しい味わいだ。ミルクのうま味とバナナの味わいの両方を意識でき、寒い季節のドリンクにはこんなものもあるんだなと思わされた一杯だった。

「ホワイト チョコラティ バナナ ココ」(税別420円~)

チョコレートよりもまろやかな印象になっていた

続いてフラペチーノを飲んでみよう。フラペチーノもホット同様、チョコレートとホワイトチョコレートの2種類。両商品には小麦パフチョコレートが入っており、口の中でサクサクとした軽やかな食感が残る。

「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」を飲んでみると、バナナの風味がホットのものよりもさっぱりしているが、まろやかで濃厚な甘さは健在。トッピングのバナナの香りもいっそう強く感じた。

「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」(税別520円~)

トッピングはホット同様、ソースとイエローバナナケーキがトッピングされた

中に小麦パフチョコレートが入っている

バナナの香りを意識されて開発されたそうだ

一方の「ホワイト チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」は、ミルクの味わいが印象に残る。バナナと小麦チョコレートパフの風味がミルクのなめらかな味に包まれているのを感じられた。「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」よりも甘く、また違った味わいが楽しめる。

「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」(税別520円~)

トッピングのホワイトチョコレートソースは今回のために開発された

こちらも小麦パフチョコレートの食感がアクセントに

焼いて香ばしくなったバナナをこれでもかと堪能できる新商品たち。ホットでまったりとした時間を楽しむのはもちろん、片手に持って外に出てみてほしいという願いもあるとのことだ。販売期間は2017年2月14日までで、なくなり次第終了なので、この期間しか楽しめない味をぜひとも飲み逃さないようにしてほしい。

※撮影店舗は、「スターバックスコーヒー 代々木店」(東京都渋谷区)

撮影店舗は、「スターバックスコーヒー 代々木店」(東京都渋谷区)