明光義塾は12月26日、子どものお年玉やお小遣いに関する実態調査の結果を発表した。調査は10月~11月、全国の小学4年生~高校3年生の子どもを持つ保護者702名を対象に、インターネットで行われた。

「お子さんにお小遣いを定期的にあげますか?」

「お子さんにお小遣いを定期的にあげますか?」と聞いたところ、子どもの年齢が上がるにつれ、お小遣いを定期的にあげる割合が増えることがわかった。「お小遣いなし」という家庭は少数で、定期不定期を問わないのであれば、8割以上の家庭がお小遣いを与えていた。

「お小遣いの1カ月平均金額はどのくらいですか?」と聞くと、小学生は67%が「1,000円未満」と回答。中学生は「1,000円~3,000円」、高校生は「3,000円~7,000円」がボリュームゾーンとなっている。高校生のうち10%弱は1万円以上と回答した。

「お小遣いの1カ月平均金額はどのくらいですか?」

回答者から寄せられた子どものお小遣いに関するエピソード(子どもの年齢)には、「年齢×100円のお小遣いをあげています。ノートや漫画など、自分の好きなものを買いますが、お小遣いでやりくりしないといけないので、大事に使っています」(中学校1年生)、「わが家は労働対価制です。新聞とり・台ふき等は5円、米研ぎ・玄関の掃き掃除等は10円、布団敷き・食器洗い等は20円といった感じに、働いた分を記録して1カ月ごとに給料の様に渡しています」(中学校2年生)、「毎月のおこづかいの収支が合わないと次の月のおこづかいをあげません。もらえなくて我慢をしてお金の大切さを知ったようです」(小学校6年生)などがあった。