ニュージーランド航空は2017年7月21日、羽田=オークランド線を就航。既存の成田空港に加えて、東京から2つの路線を展開する。

羽田線にもボーイング787-9型機を導入

現在、ニュージーランド航空は成田=オークランド線をデイリー運航(週7便)、ピークシーズンとなる12月1日~3月25日は週10便で運航し、関西=オークランド線では季節便(週3便)を運航。今回、2017年7月21日から、成田発着のデイリー運航に加え、羽田=オークランド便が週3便追加される。

羽田→オークランド便は月・木・土曜日に羽田を出発し、オークランド→羽田便は、水・金・日曜日にオークランドを出発する。機材はボーイング787-9型機を使用。羽田便の航空券は12月21日より、ニュージーランド航空予約部および各旅行代理店で販売を開始する。また、2017年1月下旬より、ニュージーランド航空公式サイトからの購入ができるようになる。

羽田=オークランド線運航スケジュール(2017年7月21日~)

2017年夏期 成田=オークランド線運航スケジュール

今回の就航に関してニュージーランド航空日本・韓国地区支社長のクロヴィス・ペリエ氏は、「日本国内の各都市から羽田空港を経由してオークランドへよりスムーズな乗り継ぎが可能となり、また、羽田便はオークランドに昼過ぎに到着するので、ニュージーランド各地にその日のうちに移動が可能となります。さらに、羽田に向けてオークランドを午後出発するため、ニュージーランド各地方都市からの乗り継ぎがスムーズです。観光産業がニュージーランドと日本において共に成長を続ける中で、2019年ラグビー・ワールドカップの日本開催や2020年東京オリンピック等を見据えるこれからの数年間、ニュージーランド航空は日本路線をより強化していきたいと考えています」とコメントしている。

ニュージーランドへの渡航者数において日本は5番目に大きい市場であり、日本からニュージーランドへの訪問者数は2016年10月時点で年間9万7,312人、前年比13.8%増となっている。日本を訪れるニュージーランド人も同期間で15.0%増え、年間3万2,920人を記録している。