JR東日本は2日、「Suica」を利用できる駅を増やし、一部の駅で「Suica」サービスを拡大すると発表した。2017年4月1日初電から実施され、中央本線・篠ノ井線韮崎~松本間の20駅(辰野支線は除く)ですべての「Suica」サービスを利用できるようになる。

中央本線・篠ノ井線韮崎~松本間の20駅で、2017年4月1日から「Suica」(首都圏エリア)のすべてのサービスが利用できる

韮崎~松本間はICカード乗車券「Suica」の首都圏エリアに含まれ、現在は9駅(長坂駅、小淵沢駅、富士見駅、茅野駅、上諏訪駅、下諏訪駅、岡谷駅、塩尻駅、松本駅)が「Suica」一部対応駅となっている。2017年4月1日以降、これら9駅の「Suica」で利用できるサービスが拡大され、「既にご利用いただいているタッチ&ゴーによるご乗車に加えて、Suica及びSuica定期券の発売や払いもどし、再発行サービス等、全てのSuicaサービスがご利用いただけるようになります」(JR東日本)とのこと。

韮崎~松本間の残る11駅(新府駅、穴山駅、日野春駅、信濃境駅、すずらんの里駅、青柳駅、みどり湖駅、広丘駅、村井駅、平田駅、南松本駅)も、2017年4月1日から新たに「Suica」を利用可能に。これら11駅も「Suica」の発売や払い戻し、再発行などすべてのサービスを利用できるようになる。他の首都圏エリアの駅と同様、韮崎~松本間も「Suica」と相互利用を実施している交通系ICカードも利用可能となる。

同じく2017年4月1日から、新潟エリアの「Suica」一部対応駅だった信越本線宮内駅もサービスが拡大され、すべての「Suica」サービスを利用できる。「ますます便利になるSuicaをぜひご利用ください」とJR東日本は発表している。