北海道の道南いさりび鉄道は28日、照明を落とした車内から津軽海峡の漁り火や函館山の横夜景などを鑑賞する「夜景列車」を12月に運行すると発表した。

道南いさりび鉄道が12月に「夜景列車」を運行。なお、使用車両は運行日によって異なり、「『ながまれ号』や山吹色車両とは限りません」とのこと

「夜景列車」の運行日は12月2・9・16・23日の各金曜日と12月24日の計5日間。いずれの運行日も、函館駅17時43分発・上磯駅18時8分発・木古内駅18時50分着の定期列車2両編成のうち、函館方の1両のみ上磯~札苅間で照明を蛍光灯から終夜灯の電球に変更する。定期列車としての運行のため、通常の運賃のみで乗車できる。

なお、減灯区間を含む七重浜~木古内間では、乗降ドアは先頭車のみとなる。減灯する車両のトイレは電灯が点かないため、利用不可となる。運用上の都合により1両で運行する場合は、減灯を中止する。

「夜景列車」を利用する場合、木古内駅から函館方面への帰り便としては、同駅19時0分発または20時21分発の道南いさりび鉄道の定期列車、もしくは同駅19時38分発の北海道新幹線「はやぶさ25号」を利用できる。