「ウルトラマン」シリーズの映画最新作となる『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』が、2017年3月11日に公開されることが明らかになった。劇中では、新世代のウルトラヒーローであるウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックスとの"絆の力"が、オーブに究極の力を与える。

『ウルトラマンオーブ』は、今年7月に放送がスタートした「ウルトラマン」TVシリーズ最新作。歴代ウルトラヒーローの力を借りて戦う斬新なスタイルと、怪奇現象追跡サイトSSPとオーブとの少年探偵団的な関係性も新鮮で、新たな「ウルトラマン」の魅力を発信している。

映画では、闇のアイテム・ダークリングの力で地球を宝石に変えようと企む闇の宇宙人軍団を相手に、オーブが激闘を繰り広げ、そこにはウルトラマンゼロ・ウルトラセブン親子も参戦するという。監督はもちろんテレビ版メイン監督の田口清隆氏が務め、脚本もテレビ版メイン脚本の中野貴雄氏が担当する。

公開されたあらすじによると、田口氏がメイン監督を務めた前作『ウルトラマンX』の世界観も大きく反映されている模様。前作映画『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』では『ウルトラマン』『ウルトラマンティガ』といった周年を迎えた作品のヒーローとの共闘が話題になったが、今作ではシリーズ史上珍しい2作連続メイン監督を務める田口監督ならではの映画となりそうだ。

『劇場版 ウルトラマンオーブ』あらすじ

ある日、怪奇現象追跡サイトSSPメンバーのもとに謎のデバイスが届けられる。それはウルトラマンエックスが宿る変身アイテム・エクスデバイザーだった。敵の罠によってXio隊員 大空大地(高橋健介)とのユナイト(一体化)が解除されたウルトラマンエックスは、SSPと、放浪の旅から帰ってきたクレナイ ガイ(石黒英雄)に、行方不明となった大地を探すよう依頼する。だがそれは、地球に訪れた新たな危機の前兆に過ぎなかった。

宇宙で最も邪悪な心を持つ者のもとを巡り、持ち主の能力を増幅させるというダークリング。それを手に入れたのは、美を愛し、美しいものを宝石にしてコレクションする邪悪な宇宙魔女賊 ムルナウ(椿鬼奴)だった。ムルナウは、すでにギンガとビクトリーを宝石に変え、新たなターゲットとして地球を宝石化しコレクションに加えようとする。その裏では何事かを企むジャグラス ジャグラー(青柳尊哉)が暗躍していた。ムルナウの率いる極悪宇宙人軍団の前に、ついにエックスさえも宝石にされてしまう。

果たしてウルトラマンオーブは、新世代ヒーローズを救い出し、ムルナウを倒すことができるのか……。

『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』は、2017年3月11日より全国公開。2016年12月10日からは、数量限定オーブオリジン指人形キラキラVer.付き親子ペア前売券が発売される。

(C)劇場版ウルトラマンオーブ製作委員会