楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画が世界でブレイクした、千葉県出身のシンガーソングライターのピコ太郎が14日、日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』(毎週月曜22:00~23:00)に出演。自身を「ポッと出のポッとハケ」と、自虐的に一発屋の可能性を示した。

『しゃべくり007』に出演したピコ太郎

今回が、全国ネットのバラエティに初出演のピコ太郎。プロデューサーで、実の正体の古坂大魔王が、ネプチューンやくりぃむしちゅーとは、90年代に放送されたバラエティ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で共演した間柄とあって、登場するなり「ヅラなんだ」「ひげ描いてんだ」「青森出身でしょ?」とイジられた。

世界的アーティストで、53歳と称していることから、有田哲平が「われわれは敬語でしゃべった方がいい」と提案すると、ピコ太郎は「本当に新人なんです。ポッと出のポッとハケだと思うので」と自虐的に語り、「生き残ろうとしろよ!」と突っ込まれた。

その世界的な活躍ぶりから、東京・浅草を歩くと、外国人から次々に声をかけられたというエピソードを披露。また、日本外国特派員協会で、海外マスコミに向けた記者会見にも出席したが、当日のラインナップは、中東情勢の次にピコ太郎の会見があり、その次は南シナ海情勢がテーマだったことを明かした。この状況に、ピコ太郎は「ギャグでもなんでもなく、TPPPPAPでした」と、ヒット曲にかけて表現した。

その後は、有田にPPAPの振り付けを指南し、「声小さい」などと厳しく指導。さらに、『しゃべくり007』メンバーの7人がピコ太郎の姿にふんし、思い思いのPPAPを披露してスタジオを盛り上げた。