愛媛県西条市は、JR予讃線伊予西条駅隣接地に建設中の「鉄道歴史パーク in SAIJO」の開業に合わせ、鉄道イベント「いよ西条 鉄道フェスタ2016」を11月26・27日に開催する。

南予キャラクター列車「おさんぽなんよ」

11月26日に開業する「鉄道歴史パーク in SAIJO」は、新幹線の生みの親といわれる第4代国鉄総裁・十河信二の功績を顕彰する十河信二記念館、新幹線0系を展示する四国鉄道文化館、観光案内と土産販売を行う観光交流センターの3施設の総称。西条市が新たな観光拠点づくりとして整備を進めている。

「いよ西条 鉄道フェスタ2016」は、開業記念としてJR四国の協力を得て開催。両日とも保線用軌陸車の展示、DE10形エンジンルーム公開、子供制服着用体験、Nゲージ鉄道模型走行会、DF50形写真展など、鉄道にふれるさまざまな展示や体験を用意。26日のみ、伊予西条駅に停車した南予キャラクター列車「おさんぽなんよ」やフリーゲージトレインの特別公開も行われる。『新幹線を走らせた男 - 国鉄総裁十河信二物語』の著者、高橋団吉氏が十河信二と新幹線誕生の歴史などを語る講演会も開かれる(事前申込み制)。

民間主催による「いただきまるしぇ。ぷち」も同時開催され、地元食材のフードコーナーや姉妹館である新津鉄道資料館による新潟市物産展、JR東日本・JR貨物のグッズ販売などが行われる予定だ。