データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」では、10月スタートの秋ドラマの継続視聴動向を発表。新垣結衣が主演を務める『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、毎週火曜22:00~22:54)が、第1話から第2話にかけて、最も脱落する視聴者が少なかった"低脱落率"1位だった。

秋ドラマ1話→2話"低脱落率"ランキング

データニュース社「テレビウォッチャー」調べ。対象作品は、10月スタートの地上波で21~22時台に放送された連続ドラマ。視聴率の増減はビデオリサーチ調べ・関東地区から算出

この調査は、同一のサンプルの視聴動向を追ったもの。総サンプル1,200人を対象に、第1話を視聴した人数を分母として、第2話も視聴した人数の割合を算出した(録画視聴を含む)。

『逃げるは恥だが役に立つ』に出演する星野源(左)と新垣結衣

それによると、『逃げ恥』は最も脱落する人数の割合が28.2%とどまり、"低脱落率"トップだった。ビデオリサーチ調査の視聴率も唯一上昇しており、第3話も最高値で右肩上がりで推移している。

自由記述による視聴者の感想を見ると、「ガッキーが本当にかわいい」(27歳女性)、「ガッキーが可愛くて、夢に出てくる」(46歳男性)など、男女を問わず、主演の新垣に対する「かわいい」というワードが見られ、その魅力を生かした作品作りが"低脱落率"につながっている模様だ。

2位には『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~21:54)、3位には『相棒 season15』(同、毎週水曜21:00~21:54)がランクイン。いずれも、人気シリーズの最新作で、安定した人気を見せている。

●テレビウォッチャー"脱落率"調査概要
・調査の対象:関東1都6県の男女
・アンケート総回答者:1,200人(M1~M3層、F1~F3層の各200人) ※日によって回収数に変動あり
・集計方法:第1話の視聴者数を分母とし、その中で第2話も視聴した人数の割合を算出(録画視聴も含む)