映画『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)で主演を務める俳優のトム・ハンクスが14日、東京・羽田空港に到着し、3年ぶりに来日を果たした。

来日したトム・ハンクス(中央)とアーロン・エッカート(右奥)

クリント・イーストウッド監督がメガホンをとる本作は、2009年にアメリカ・ニューヨークのハドソン川で起こり"奇跡"と称賛された航空事故の生還劇の知られざる真実に迫る映画。このたび、主人公のサリー機長を演じたトム・ハンクスが、副機長を演じたアーロン・エッカートと共に来日した。

ハンクスの来日は、2013年の『キャプテン・フィリップス』以来約3年ぶり、エッカートは2008年の『ダークナイト』以来8年ぶり。2人は、羽田空港に集まった約150人のファンから熱烈な歓迎を受け、ハンクスが集まったファンと報道陣に笑顔で手を振って挨拶すると空港は一気にヒートアップした。エッカートも、サインや写真撮影に応え、集まったマスコミに向けて「日本の皆さん愛してるよ」とメッセージを送った。

本作は、日本公開に先駆け、9月9日から全米3,525館で封切られ、週末3日間(9/9~9/11)で興行収入約36億2,000万円(35,505,000ドル ※Box Office Mojo調べ/1ドル=102円換算)を記録し、全米初登場1位の大ヒットスタートを切った。早くも2017年度アカデミー賞有力候補の呼び声も高い。

ハンクスとエッカートは、明日15日のジャパン・プレミア、明後日16日の来日記者会見に登壇する予定。話題作を引っさげ、日本で何を語るか注目が集まっている。

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