リニア・鉄道館(愛知県名古屋市)は9月1~30日、秋の行楽シーズンに合わせた期間限定イベントを開催する。超電導リニアのしくみなどを紹介するガイドツアー、現役の東海道新幹線車掌による仕事紹介などの催しが用意される。

新幹線運転台公開の過去の様子

超電導リニアのガイドツアーは、9月17~22日(20日除く)の11時と13時30分から各回先着15名程度を対象に実施。超電導リニア「MLX01-1」車内で、超電導リニアが浮上して走るしくみや開発の歴史などについて、スタッフが磁石やパネルを使ってわかりやすく紹介する。

車掌による仕事紹介は9月3・4・10・11日の4日間開催。各日とも11時と13時30分から各回先着20名程度を対象に実施され、新幹線700系(723形式)の車内を使い、車内業務を中心に新幹線車掌の1日を詳しく紹介する。

展示車両や鉄道ジオラマなど、館内展示物のおもなポイントをスタッフが紹介する「みどころガイド」も毎日11時からと14時30分から実施。超電導リニアガイドツアーと車掌の仕事紹介が行われる日は14時30分からの回のみの実施となる。所要時間は30分程度で、各回先着15名程度が参加できる。

新幹線300系の運転台公開も行われ、毎日先着85組(1組4名まで)が参加できる。子供用制服を着用して記念撮影ができるほか、スタッフが写真を撮影し、特製台紙に入れて渡すサービスも行う(有料)。

9月11日には、収蔵展示室にて開催中の企画展「名古屋駅の130年 ~東海道新幹線の開業、そして超電導リニアによる中央新幹線へ~」について、リニア・鉄道館の担当者が趣旨や見どころを語る講演会も開催。11時30分からと14時からの2回、各30分程度で、先着80名程度が参加できる。