ロックバンドのエアロスミスは解散しないと、メンバーのジョー・ペリーが主張した。
今月リリースとなるソロアルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』の制作に集中していたフロントマンのスティーヴン・タイラーが、エアロスミスのツアーは次回で最後になるとの発言をしていたが、ここにきてギターのジョーがそれを否定した。
ジョーはローリング・ストーン誌に「俺らの人生とキャリアは今、『そうだな、この時代に終わりだ。新たな時代の兆しが見える』って感じだと言えると思う。だから、『ファイナル・ツアー』と言って、大げさにするのには抵抗があるね」と話す。
とはいえ、同じくギターを担当するブラッド・ウィットフォードは、「フェアウェル・ツアー(さよならツアー)」と呼べるようなツアーについてバンドが話したとしたうえで、「おそらく、ただ俺らの年のせいだよ。何かは起こるだろうね。誰かがこれ以上できなくなるのは避けられないことだね。だから、ちゃんとありがとうを言えたら、優雅な感じでひと段落できたらいいかもね」とタイラーよりの発言を続けた。
それに対しジョーは、「そんなことがもし起こるとしたら、俺らのこのめちゃくちゃなキャリアの中で1番それに近い時期かもしれないな。一つの選択だよな。最後かもしれないし、でも、ごめんだけど、自分にとっては最後の演奏になるなんて、想像するのは難しいな」と応じている。
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