お笑いコンビのトレンディエンジェルが28日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催された、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2016』のエントリー受付会見に登場。昨年の同大会で11代目王者に輝いたが、今年の出場を辞退することを明かしながら、斎藤司は「(優勝以降)本当に人生がガラリと変わりました」と、得意のドヤ顔を披露した。
昨年、5年ぶりに復活した同大会は、プロ・アマ・所属事務所の有無を問わず、結成15年以内の2人以上のコンビが出演できる"お笑いの祭典"。審査基準は、"とにかくおもしろい漫才"で、優勝賞金は1,000万円となっている。きょう28日よりエントリーの受付が開始され、予選は8月1日よりスタート。決勝戦の模様は今年12月に、ABC・テレビ朝日系で生放送される。
昨年の優勝から一躍大ブレークを果たしたトレエンの斎藤は、「バリバリ忙しくて、CMタレントにもいよいよ(笑)」とこの1年を回顧。「1日に11件仕事が入っていることもあり、プライベートはゼロ。先日、半年ぶりにお休みをもらいました」と得意満面だ。それを受けて相方のたかしは「僕はもう街を歩けないです…暑くて」とボケて、会場を沸かせた。
同会見のタイミングでエントリー受付が開始されたが、斎藤は「(エントリーは)しないです」ときっぱり。たかしは、その理由を「優勝したコンビが再エントリーするのを何度か見ているが、あんま得しているイメージがない」と赤裸々に話した。
これには斉藤も「最近、相方の毒舌が止まらない(笑)」と苦笑いしながら、「出るだけで楽しい大会なので出たいのですが、負けるって経験は(もう)できないじゃないですか。いろいろ精査した結果、得がないと判断しました」と、たかしの発言を引き継いだ。
会見には和牛、とろサーモン、スーパーマラドーナ、尼神インター、鬼越トマホーク、三四郎、天竺鼠、ハイキングウォーキングらも登壇した。
スリムクラブの真栄田賢が、昨年の同大会で注目されたメイプル超合金のカズレーザーの持ちギャグ「Wi-Fiが飛んでいる」を披露する場面もあり、カズレーザーはうれしそうに真栄田と抱擁。周囲から「パクられて怒るんじゃないのか」などの突っ込みが飛び交い、会場は大いに盛り上がった。