アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が20日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)公開直前イベント試写会に、共演の桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督とともに登場した。

左から神木隆之介、清野菜名

同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。

作品に合わせて、出演者たちは今までに自分が行った悪事を懺悔。神木は高校生の時に学級委員長だったが「つまんなそうに授業を受けている人たちを盛り上げようと思って、馬の被り物をかぶって授業を受けたり、全力疾走したりしてた」と明かした。

神木は「当時はすごく楽しくて『みんな見てくれてる、思い出に残ったんだ』と思ってたんですけど、今考えたら悲鳴が多くて。『うわ! なんだあいつ!』みたいな。怖がらせてたかなあ、申し訳なかったのかなあと思って……」と懺悔すると、長瀬も思わず「馬をかぶって、勉強が身につくの!?」と正論でツッコミ。神木が「英語の授業だったけど、86点だったので大丈夫です」と胸を張ると、長瀬は「かぶってなかったら、100点だったかも」と可能性を示し、神木には地獄行きの判定が下された。

また、撮影中の長瀬は「リュウ(神木)が、顔色悪いメイクをしてたんですね。それを健太と俺は本当に顔色が悪いのかといって『大丈夫か!?』と」神木のメイクをいじっていたエピソードを披露。桐谷も「背中さすろうか?」といじるも、2人は鬼の扮装だったために、神木から「自分らに言われたくないよ! 顔色どころじゃないじゃないか!」と反論を受け、そのやりとりが定番になっていったという。桐谷は「リュウの顔色をいじるのは大好物だったんです。毎回同じテンションで突っ込んでくれるので」と楽しそうに振り返っていた。