JR東日本はこのほど、東日本大震災の影響で運転見合わせが続く常磐線竜田~原ノ町間・相馬~浜吉田間のうち、小高~原ノ町間について7月12日から運転を再開すると発表した。

常磐線小高~原ノ町間は7月12日から運転再開(写真は仙台市内を走る常磐線浜吉田行の普通列車)

南相馬市に設定されていた避難指示が7月12日に解除されるため、同日から運転再開となる。小高~原ノ町間では、1日あたり上り・下り各9本の列車を運行(運転区間は小高~原ノ町・相馬間)。小高駅の改札には7時15分から18時5分まで係員を配置するとのこと。竜田~原ノ町間で運行している代行バスは、運転再開後も引き続き原ノ町駅まで運行される。

なお、運転見合わせとなっている常磐線相馬~浜吉田間は今年12月末までに運転再開される見通しに。常磐線は2019年度末までに全線運転再開をめざすとしている。