6月4日公開の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の公開直前イベントが28日、都内で行われ、EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典、高畑充希、今井華、TKOの木下隆行が出席した。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の公開直前イベントに出席した今井華(左から)、高畑充希、岩田剛典、木下隆行

『図書館戦争』や『阪急電車』といった作品が次々と映像化されているベストセラー作家、有川浩の恋愛小説『植物図鑑』を、2012年公開の映画『トリハダ 劇場版』で長編映画デビューを飾った三木康一郎監督がメガフォンを執った本作。映画初主演となる岩田剛典と高畑充希の2人が演じる一組のカップルのピュア恋愛を描く。

公開を翌週に控えたこの日は、劇中で岩田と高畑が演じた日下部樹と河野さやかのように、恋愛中のカップルを招いての試写会を実施。試写会後には舞台あいさつとトークショーが行われ、主演の岩田は「公開前に皆さんに見ていただいてうれしいです。この映画は自分としてデートムービーに最適だと思いますので、皆さんの楽しい時間を共有できてうれしく思っています」と見終わった観客に感謝の言葉。ヒロインの高畑も「見終わった後に大切な人に会いたくなるような映画になったかと思います。映像も物語も温かくて幸せが生まれるような映画になったので、たくさんの人たちに見て欲しいなと思います」とアピールした。

イベント後半では観客のカップルが回答したアンケートを紹介しながら、そのアンケートの設問を登壇者が答えることに。「して欲しいプロポーズのシチュエーションは?」という質問に今井が「夜景は緊張しちゃうので、昼間の海辺とかです分かりやすくストレートに伝えられたいです。簡潔の方がさっぱりして心地良く入ってくるし、言葉だけで全然十分だと思います」と答え、高畑は「私もサラッとした方がいいかな。一生に1回だからフラッシュモブもうれしいですけど、晩酌とかしている時に言われるものいいです。その時にサラッと言われたら『うん』と言っちゃいそう」と自然の流れの中でのプロポーズを希望した。

そんな2人の願望とは裏腹に、イベント最後には交際9年が経過した1組のカップルによる公開プロポーズが行われ、女性が快諾して結婚が決まった感動的な瞬間を目にした高畑は「感動しちゃいました! おめでとうございます! 今日イベントして良かったですね」と思わず涙を流し、岩田も「やばいっすね。こんなことあります? いや~運命の恋拾いましたね」と映画のタイトルにかけて2人を祝福した。映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は、6月4日より全国公開。