サークルKサンクスは5月24日、「Japanese Soba Noodles 蔦」(東京都文京区)が監修した「冷し醤油ラーメン」(税込498円)を発売する。世界で初めて「ミシュランガイド」に一つ星レストランとして掲載されたラーメン店がプロデュースする味とは? このほど行われた試食会で確かめてきた。

「冷し醤油ラーメン」(税込498円)

「Japanese Soba Noodles 蔦」は、2012年に東京都・巣鴨でオープンしたラーメン店。看板メニューの「醤油Soba」は、店主の大西祐貴氏が30種類以上の醤油から生み出した醤油スープに、特製のトリュフオイルを合わせている。

同店とサークルKサンクスのコラボレーションによる「冷し醤油ラーメン」は2015年に初登場し、今回で2回目。店主の大西氏は、「昨年の商品に比べ、麺やチャーシューなどに改良を加え、よりおいしいものに仕上げております」と自信をのぞかせた。

「Japanese Soba Noodles 蔦」店主の大西祐貴氏(右)

「冷し醤油ラーメン」は、本醸造醤油と丸鶏ブイヨンをあわせた醤油スープにトリュフエキスを加え、「Japanese Soba Noodles 蔦」の「醤油Soba」と同じようにトリュフの香りが漂う一品。丁寧に作られた醤油味のスープは、コンビ二のチルド商品とは思えない深みがある。洗練された味と香りに感動し、スープを飲み干してしまった。

本醸造醤油と丸鶏ブイヨンをあわせた醤油スープにトリュフエキスを加えている

麺は全粒粉と全卵粉を配合。昨年よりも歯ごたえがあり、つるつるとした麺になったという。具材にはどっさりと盛られた白髪ネギ、青ネギ、メンマ、味付きゆで卵、刻みチャーシューを使用。白髪ネギのピリッとした風味が、優しいスープを引き締めている。

麺は全粒粉と全卵粉を配合

刻みチャーシューはしっとりとしている

また、この商品の発売と同時に、「Japanese Soba Noodles 蔦」のサイドメニュー「肉飯」をヒントにした「まかない肉飯」(税込360円)を発売。醤油ラーメンのスープをベースにしたご飯に、ごろごろとした肩ロースのチャーシューを盛り付けている。こちらにもトリュフエキスを使用しており、口に含むと香りがふんわりと広がってきた。

「まかない肉飯」(税込360円)

「冷し醤油ラーメン」は九州を除く全国で発売。「まかない肉飯」は関東限定で販売される。どちらも6月20日までの4週間限定品で、「冷し醤油ラーメン」はなくなり次第終了となる。