千葉県浦安市の東京ディズニーランドで6月16日より、9つの新アトモスフィア・エンターテインメントがスタートすることが20日、明らかになった。

新アトモスフィア・ショーのイメージ

アトモスフィア・エンターテイメントとは、パークの各エリアの雰囲気に合わせて開催するショー。ゲストは近い距離でパフォーマーのダンスを見たり、シンガーの歌を聴いたりすることができる。

今回導入する9つのショーは、エントランスやパレードルート、各テーマランドなど、パークのいたるところで展開。ゲストをダンスや音楽で華やかに迎えるショーや、目の前で突如始まる迫力あるパフォーマンスを披露するショー、ゲストが体を使ってゲームを楽しむショーなど、一つ一つ異なる内容となっている。

各ショーの詳細は以下の通り。

●ラウンドアップ&プレイ(ウエスタンランド)
子供を中心に、カウボーイハットなどのウエスタンの小物を使って楽しむ参加型のショー。ゲストは2つのチームに分かれて、さまざまなゲームで対戦する。ゲームの途中にスペシャルゲストも登場して両チームを応援し、最後には全員でカントリーダンスを踊って盛り上がる。

●ワイルドウエスト・チャンス(ウエスタンランド)
巧みなマジックを操る詐欺師と、長年彼を追い続けている保安官の2人が現れて始まる一騎打ち。詐欺師が行うマジックを見破る勝負にゲストも巻き込まれる。

●ジャングル・サウンデュオ(アドベンチャーランド)
陽気なミュージシャンの2人組が、ゲストとの会話を元に即興で歌を披露するショー。ゲストに今日楽しみにしてきたことや好きなものなどを聞き、その内容を歌詞に盛り込んで特別な歌としてゲストにプレゼントし、ゲストも彼らの歌に参加して楽しむことができる。

●ファン・メンテナンス(パレードルート、その他)
パークのメンテナンスを日夜行っているキャストが突如繰り広げるパフォーマンス。目の前で不思議なことが起こったり、どこからか音が聞こえてきたりするほか、パントマイムなどでゲストを楽しませる。

●ブレイクビート・ダンサーズ(パレードルート、その他)
パークの清掃をしているカストーディアルキャストと、ゲストの誘導や案内をしているゲストコントロールキャストが、突然アクロバティックなダンスを披露。ヒップホップ調にアレンジされたディズニーの音楽やゲストの手拍子に合わせ、迫力あるダンスを繰り広げる。

●ウェルカムフラワーバンド(エントランス)
花があしらわれたコスチュームを身にまとった、個性豊かな4人組のバンドが繰り広げる愉快なショー。にぎやかな音楽に乗せて、パークに咲く季節の花を紹介しながら一緒に手遊びするなど、パークで過ごす一日がよりハッピーになるように全力でゲストを迎える。

●ジップンズーム・ガイドツアー(エントランス)
訪れたゲストに数分間でパークの見どころを紹介するショー。ゲストがその日楽しみにしている、アトラクションやエンターテイメントのバックグラウンドストーリーや見どころを楽しくコミカルに紹介する。さらにガイドが奏でる音楽やパントマイムに合わせ、ゲストがさまざまなパークの魅力を疑似体験することができる。

●オーパス・ファイブ(トゥモローランド)
5人のシンガーがディズニーソングなどをアカペラで披露するショー。おなじみの音楽が美しいハーモニーと迫力あるボイスパーカッションによって、新たなサウンドを感じる音楽へと様変わりし、ゲストもボイスパーカッションやステップなどで参加する。

●ジュニア・ヒーローズ(トゥモローランド)
勇敢なヒーローを目指し、日々トレーニングに打ち込む3人組が登場し、自分たちと一緒にヒーローを目指す仲間を探そうと、ゲストを集めて特訓を開始。彼らが憧れてやまないディズニーのヒーローたちの掛け声やポーズ、ダンスなどを盛り込んだトレーニングで、ゲストと一緒に体を動かしながらヒーローを目指す。

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