漫画家でタレントの蛭子能収が主演を務める映画『任侠野郎』(6月4日公開)のポスタービジュアルが12日、公開された。

映画『任侠野郎』のポスター

本作での蛭子の役は、かつて関東一円に名を響かせた主人公の元若頭・柴田源治。過去と決別し静かに暮らしていた源治は、義理と人情が絡み合う抗争に巻き込まれていく。メガホンを取るのは、徳永清孝監督。俳優の柳楽優弥や安田顕らも出演する。

ポスタービジュアルでは、太刀を握り振り向く蛭子の姿が大写しに。その背中からおとこ気や哀愁のようなものも伝わってくる。下部には柳楽や安田をはじめ、トリンドル玲奈、大谷亮介、中尾明慶、やべきょうすけ、橋本マナミ、NGT48・北原里英、千鳥・大悟、EXILE・橘ケンチといったキャスト陣の表情がズラリ。皆の真剣な面持ちが捉えられている。

これについて、蛭子は「なんか恥ずかしいですね」とコメント。続けて、自身の上に重なるように書かれた、北野武監督作『その男、凶暴につき』(89年)を思わせるキャッチコピーに対して「『このエビス凶暴につき』って、なんかパクリみたいで嫌だなぁ。お客さんこれで入ってくれるかなぁ」と後ろ向きなコメントを寄せている。

(C)2016『任侠野郎』製作委員会