スーパーフードという言葉を聞いたことはないだろうか。特定の食品を指すものではなく、「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること」「一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ」(日本スーパーフード協会)などの特徴を持つ食品を総称したものだ。

日本市場に出回っているものだと、アサイーやチアシード、ココナッツオイルがスーパーフードに該当するとされている。近年はさまざまな海外発のスーパーフードが日本にもたらされているが、2016年も優れた栄養価を持つスーパーフードが日本に上陸した。

ただ、健やかな体づくりを期待できるかもしれない反面、あまりに種類が多すぎて何を選んだらよいのか迷う人もいるはず。そんな人のために、現在注目が集まっており、使い勝手もよくて続けやすいスーパーフードを厳選して紹介しよう。

最近さまざまなメディアで見かけるようになった「スーパーフード」とは?

甘くて低GIの「ルクマ」

ペルー原産のフルーツ・ルクマは、見た目はアボカドやかぼちゃのようだが、キャラメルやメープルシロップのように甘くて濃厚な味わいが特徴だ。日本での知名度はそこまで高くないが、現地ではアイスクリームのフレーバーになるほどの人気を集めている。しっかりとした甘さがあるのに、糖質が低いのも魅力の一つと言えよう。カロリーを抑えつつ甘味をプラスすることができるため、ダイエットには最適だ。

ルクマはβカロテンやビタミン、ミネラル、食物繊維などを多く含み、特に抗酸化物質や鉄分といった女性にうれしい栄養素の宝庫。スムージーなどの飲み物の甘味を足したいときや、料理・スイーツづくりの際に砂糖代わりに使えば、ストレスなくキレイを目指せそう。

美肌や美髪を期待の穀物「アマランサス」

アマランサスは、紀元前5000年前から標高3,000mを超えるアンデスの厳しい気候の中で育まれてきた南米原産の植物。白米に比べてカルシウムが32倍、マグネシウムが12倍、食物繊維が15倍で、鉄分はほうれん草の2.4倍と、健やかな体づくりに欠かせない栄養素が豊富に含まれている。

脂肪を分解する作用のある酵素・リパーゼの働きを活性化させる「リジン」という必須アミノ酸や、美しい髪や肌に欠かせない「スクアレン」の含有量が豊富なことも大きな特徴。白米や玄米と一緒に炊くのはもちろん、チャーハンやオムライスにしたり、ゆでてサラダのトッピングにしたりと、アレンジもしやすい。積極的に活用して、おいしく楽しみながらキレイをアップデートさせてみよう。

栄養価がずばぬけている「穀物ミルク」

第2のミルク「豆乳」、第3のミルク「ライスミルク」に続き、「第4のミルク」として注目を集めているのが「穀物ミルク」。米や玄米、オーツ、大豆プロテインなどの穀物とキヌア、チアシードなどのスーパーフード、アーモンドなどのナッツ類を原料とした100%植物由来のミルクのことだ。

特筆すべきは、栄養価の高さがずばぬけていることだろう。女性の美に欠かせない鉄分やポリフェノール、食物繊維といった栄養素がバランスよくたっぷり含まれている。それだけでなく、牛乳に比べてカルシウムは2倍、ビタミンB12は60倍、ビタミンB1に至ってはなんと150倍! これだけ栄養価が高いのに、カロリーも糖質も低く、乳糖フリーでおなかにも優しいとはうれしい限り。ダイエット中の水分補給や朝食のお供として、習慣的に摂取してみてはいかがだろうか。

スーパーフードの恩恵にあずかりたいなら、毎日のご飯に混ぜたり、飲み物にチョイ足ししたりと、使いやすく楽に続けられるアイテムを選ぶことも大切なポイント。毎日の食生活に上手に取り入れながら、健やかな美しさを育もう。

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