2日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロイン・あさを演じた女優の波瑠が同日、自身のブログを更新し、応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えた。

ヒロイン・あさ役の波瑠

波瑠は、「ほんまおおきに。」というタイトルでエントリーし、「あさが来た、最終回を見る会にお越し下さったみなさま、お家で観てくださったみなさま、今日まで本当にありがとうございました」と感謝。「きっと、視聴者のみんなが好きなのはわたしではなくて"あさ"なんだろうとわかっていながら、その溢れる愛情のおこぼれを浴びて、ほんとうに幸せものでした」とつづった。

また、「好かれることは重要ではない」というより「わたしにとっては贅沢」であり、「誰にでも好かれる、とか人気者とかいう響きはわたしにとって贅沢極まりないのです」と説明。「子供の頃も、話の中心にいるお友達が眩しいような、憧れてしまうような、なんでもない下町の小娘でした」と昔を振り返り、「今も同じで全く特別な人ではないです。だけどとっても幸せな人になりました。ほんの一瞬かもしれませんけど」と伝えた。

続けて、こう打ち明けた理由について、「コンプレックスと不安のかたまりだった子供の頃の自分に、声をかけてあげたいような気持ちで。大丈夫だよ。色々あるけど、やっていけるよって」と告白。「もう嫌だっていうことに直面してる人を勇気づけてあげられたり、なんてことができるのではと思い上がってしまっています。この幸せ、どうしてくれる」とあふれる思いを記した。

そして、「たっぷりの感謝を抱えて、この先どこまで走っていけるか、わたしもわかりません」とした上で、「ただ、あさが来たの物語が終わっても、わたしは変わらず居ますので、暇つぶしにでも気にかけていただけたら嬉しいです」とコメント。最後は「ほんまおおきに、ありがとうございました」と感謝の言葉で締めた。