映画『リリーのすべて』(3月18日公開)のジャパンプレミアが9日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演俳優のエディ・レッドメインとトム・フーパー監督が登場。レッドカーペットでファンサービスに応じた。

レッドカーペットに登場したエディ・レッドメイン(右)とトム・フーパー監督

劇場外に敷かれたレッドカーペットには、倍率20倍という抽選で選ばれた幸運なファン約100人が集結。エディと監督が登場すると、「エディ~!」「ト~ム!」と名前を呼ぶ声が飛び交い、会場は一気にヒートアップした。そして、熱気に包まれる中、2人はサインや写真撮影に快く対応し、日本のファンを喜ばせた。

エディの来日は、2013年4月以来約2年11カ月ぶり、トム・フーパー監督は2012年12月以来約3年3カ月ぶり。エディは今回が2度目の来日だが、日本のファンと交流する初めての機会となった。レッドカーペットには、エディの妻も姿を現しラブラブぶりを披露。2ショット写真にも応じた。

エディと監督はその後、ファン約850人が駆けつけた劇場内での舞台挨拶に登壇。「こんばんは~トムです!」「こんにちは~エディです!」と日本語を披露して沸かせ、熱い歓迎に「ありがとう」と感謝した。また、本作への思いや、来日の感想などを語った。

『英国王のスピーチ』や『レ・ミゼラブル』などで知られるトム・フーパー監督がメガホンをとった本作は、世界初の性別適合手術で女性になったデンマーク人画家アイナー・ベイナーの実話に基づく勇気と愛の物語。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたエディが、女性として生きてることを望んだ主人公を熱演した。

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