演劇ユニット・TEAM NACSの戸次重幸(42)が、4月9日からスタートするテレビ東京系ドラマ『昼のセント酒』(毎週土曜24:20~24:50)に主演することが1日、分かった。

ドラマ『昼のセント酒』主演の戸次重幸 (C)テレビ東京

同作は、同局でドラマ化もされた人気漫画『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之のエッセイを原案に、平日の昼間から銭湯に入り、明るいうちから一杯飲むという大人の道楽を描く。戸次演じる内海孝之は広告会社の営業職だが成績は最下位で、唯一の楽しみが仕事をさぼって銭湯に入り、ビールを飲むこと、という設定。『孤独のグルメ』と同じ制作チームで挑み、実際に都内に存在する銭湯と飲み屋が登場、「ひとり銭湯」「ひとり飲み」の楽しみを見せていくという。

久住昌之『昼のセント酒』

主演の戸次は「『銭湯に入ってビール飲んで』って、それ、ドラマになるの? と思ったのですが、普段銭湯に行かない人が銭湯に行くと、想像もしなかった魅力を発見できるんです」と、ドラマの楽しみ方を語る。

また銭湯が舞台ということで「監督のこだわりで、なるべくタオルで前を隠さない、っていうのも見どころの一つです。ポロリしないようにうまく角度や小道具で隠しているのですが、毎回現場でモニターを見て爆笑しています。果たして戸次のポロリはあるのか(笑)。ただ、お尻は出しています。週に一回必ずお尻を出すというのは、役者人生で初めての経験なので挑戦だなと思っています」と、入浴シーンにむけて意気込みを見せた。

戸次のほか、内海の上司・堂園翔子役に八木亜希子、同僚でNo.1営業マン・大西大輔役に柄本時生、庶務のOL・遠藤早苗役に廣田あいか(私立恵比寿中学)らが出演。更に、毎回ゲスト出演者の登場を予定している。

テレビ東京は4月9日から、土曜深夜の連続ドラマ枠<土曜ドラマ24>を新たにスタートするが、同作は第一弾ドラマとなる。通常の放送のほか、Amazonプライム会員向けの映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で、1週間前から独占先行配信が行われる。