人気デュオ・ゆずの北川悠仁が、WOWOWが放送するNBAバスケットボールオールスターゲームの現地ゲストに2年連続で決定し、21日に都内で行われた取材会に出席。ひとかたならぬバスケ愛や、現地での初体験について語った。

ゆずの北川悠仁

昨年はNYで現場取材を行った北川は、「大人になったら絶対オールスターを観に行こうという高校生からの夢だったので、夢が叶いました。最高でしたね」と笑顔。また、「普段受けることはあっても、自分が行くことはない」という"囲み取材"に挑戦した北川は、「世界各国のメディアの人たちをかいくぐって、マイク1本持って…」とアーティストとは思えないアグレッシブな模様を興奮気味に報告した。

「必死過ぎて緊張している間がなかった」という北川は、結果的に6選手の取材に成功したそうで、「歌っているから声がすごい通るので、『レブロン(・ジェームズ)!』と叫んだ瞬間に反応されました」とうれしそう。ほかにも、タイムズスクエアのど真ん中で「さぁ、やって来ましたタイムズスクエアです」などというリポートや、バスケットボール界のレジェンド、クライド・ドレクスラーを相手にした初の外国人との対談など、初めて尽くしを堪能したことを嬉々として語った。

そんな北川にとってバスケットボールとは自身を形成する大切な要素のようだ。2000年に初めてNYでNBAを観て感動した北川は、帰国後にチームを結成。すでにゆずとして人気を集めていたが、当時を「友達付き合いとか環境が変わって悩んでいた時期」と振り返る。しかし、「コートに立つとバスケが上手いか下手かだけで全てが決まるし、フラットな人間関係を取り戻せた。バスケに救われた気がした」としみじみ。現在は多忙につき運営を後輩に任せているそうだが、全盛期のチームメンバーにはプロバスケットボール選手の田臥勇太や大神雄子、関ジャニ∞の横山裕などの名もあったという。

NBAは今でも北川に多大な影響を与えており、「普段、音楽にどっぷり浸っているので、自分ではとてもできないプレーを観て感動することはリフレッシュになっています」と吐露。また、「アメリカという多民族の中で言語を越えてお客さんを喜ばせているので、エンターテイメントの究極だと思っています」とも。ライブでは、間のつなぎ方や登場の仕方をはじめ、プロジェクションマッピングや観客に物を飛ばすパフォーマンスをNBAから取り入れたことも明かした。

大好きなバスケットボールの話とあって冗舌な北川。最後に見どころを尋ねると、「ステフィン・カリーの日本人好みのルックスと、パワフルだけではなく技巧派でしなやかなプレーが女子にはお勧め」とか。男子には今季限りでの引退を表明したコービー・ブライアントに注目してほしいそうで、「NBAを引っ張ってきた男の生き様を観てもらったら楽しめるんじゃないかな」と笑顔を弾けさせた。

『2016NBAオールスター前夜祭』は2月14日(21:00~)にWOWOWライブで放送。『2016 NBAオールスターゲーム』は2月15日(9:30~)にWOWOWプライムでカナダ・トロントより生中継<現地ゲスト・北川悠仁(ゆず)>「ゆず北川悠仁のNBAオールスター潜入捜査!バスケットボール最高峰の祭典を直撃!!」は22日(20:00~)WOWOWライブで放送。