歌手の内田裕也(76)が29日、自身のツイッターを通じ、一連のSMAP騒動に関して持論を展開した。

歌手の内田裕也

ハワイに滞在中、ニュースでSMAPの解散・分裂危機騒動を知ったという内田。「あまりにも身近な人達が次々と登場するので俺もあるエピソードを思い出した。ズット怒っていた!」と切り出し、そのエピソードをつづった。

ツイッターの内容によると、数年前、木村拓哉を起用した時代劇映画を企画。その話をジャニーズ事務所に持ち込んだところ、「SMAPに関してはI女史に任せっきりであまり口出しをしたことはないのよ。だから、一度I女史と話してくれる?」と言われ、紹介された担当マネージャーと交渉を進めたという。

内田の熱い思いを聞いたマネージャーは、「わかりました。脚本が出来たら、すぐに送ってください」と了承したが、翌年、その翌年もほかの作品との兼ね合いを理由に先延ばしにされ、3年後には「どうしてもスケジュールが組めないのでこのお話は無かったことにして下さい」と断られてしまう。

これに内田は激怒し、マネージャーへの電話で「この世界で依頼を断る時は、ちゃんとアポイントメントをとって、俺の目を見て話すのがマナーだろう!」と怒り爆発。その後、内田のマネージャーに電話で「メリーさんが謝りに行ってあげるからとおっしゃっているので」と申し入れがあったが、「もういいよ、コノヤロー!」とそれを突っぱねた。

一連の出来事を思い出しながら、内田は「独立して一体何をしようというんだ!ジャニーズ事務所あってのSMAPだろう。ハッキリ言ってやろう。悪いのはこのI女史と4人のメンバーだ!甘く見るんじゃないよ、日本の芸能界を!」と一喝。自身の音楽活動が多くの人の支えがあったからこそ続けられたと主張し、最後はメンバーに「SMAP君、いい機会だ、これをどう逆転していくのか、皆一度謙虚になって打算を考えないでマジにぶつかって行けよ。いい歳のとり方をして、いい味を出してくれ!」とエールを送った。