三井住友銀行は8日、頭取の國部毅氏が内閣府が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の行動宣言(※)に賛同したと発表した。

(※)2014年3月、首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、輝く女性の活躍を応援する各界リーダーたちによるムーブメントが拡がっている。2014年6月に公表された「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言では、女性の意欲を高め、その持てる力を最大限発揮できるよう、経営者(男性リーダー)が率先して取り組んでいくことを宣言している。

従業員の半数を占める女性の活躍推進にプライオリティ高く取り組んでいる

三井住友銀行によると「価値観や属性の似通った人材で構成される組織よりも、多様な人材がそれぞれのバックグラウンドや個性を発揮して、活き活きと活躍できる組織の方が、活力や革新性がある。ダイバーシティ推進は、当行の競争力の源泉であり、成長戦略そのものである」との考えのもと、特に、従業員の半数を占める女性の活躍推進に、プライオリティ高く取り組んでいるという。

また、その実現のために必要なこととして、同行頭取の國部毅氏は「取り組みを一過性のものとせず、絶え間なく努力を継続していくこと。組織全体に意識を浸み込ませること。対応策を常に進化させていくこと」の3点が不可欠であると述べている。

三井住友銀行は、このたびの行動宣言への賛同を通じ、自社の取組みを一層加速させるとともに、内外に広く情報発信を行い、輝く女性が活躍する社会の実現に向けて貢献していくとしている。