お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が、今年11月に米・ニューヨークで初めて海外での個展を開催した模様に密着したフジテレビのドキュメンタリー番組『木梨の絵は世界へ! 53歳新人画家のNY奮闘記』が、26日(14:05~15:30)に放送される(関東ローカル)。
木梨が、テレビの企画をきっかけに絵を描き始めて21年。「描きたくない時は描かないし、描きたい時に描いているだけだから…」と言いながら、これまで描いてきた作品数は1,000点以上にもなる。画家活動20周年を記念した、全国各地の巡回展は、現時点で約37万人を動員するほどとなったが、今年11月に、初めて海外での個展を開催した。
番組では、この120日におよぶ創作活動に密着取材。木梨は「俺のことを知らない人がギャラリーに入って、どういう顔で見てくれるのか? そもそもお客さんが入るのか? 入らないのか? そして、売れるのか? 売れないのか? ニューヨークですからね」と、新たな挑戦への不安を感じながらも、「(今後も)そういう環境があるなら、どんどんやっていこうと思う」と意欲的だ。
今回の個展に向けては、妻・安田成美がアドバイスしながら支える姿も。安田は、絵画に打ち込む木梨について「一瞬一瞬に集中して、それを楽しんで一つの絵を描くのがパワフルで。自分が何を感じているか、一瞬の発想を逃さないように、本当に無心に取り組んでいるんだと思う」感心しながら、「その時の雰囲気は、意外にも近寄りがたい感じで、(普段とは)違う人になっちゃいます」と、芸人とは違う姿を明かしている。