テレビ東京系で30日(20:54~24:05)に放送される特番『日本人として知っておくべき 戦後の51人』で、司会のビートたけしと、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が対談することが21日、分かった。

対談するビートたけし(左)と長嶋茂雄

この番組は、戦後70年の締めくくりとして、「戦後、日本人が知っておくべき51人」を選び、秘蔵映像や秘話でつづっていくというもの。今回たけしは、長嶋氏を「記録よりも記憶に残った6人」の1人として紹介し、ホームランを打った天覧試合の裏側や、長嶋氏にまつわる都市伝説の真偽を直撃する。

長嶋氏は、巨人の高橋由伸新監督への熱い思いも語り、対談は1時間にわたって実施。終了後、長嶋氏はたけしに、国民栄誉賞の受賞時にかぶっていた巨人の帽子とサイン入りのユニフォームをサプライズでプレゼントすると、たけしは感激して「家に泥棒が入らないように、(長嶋氏がCMキャラクターを務める)セコム入れないと」「テレビ東京さんありがとう。こんなものもらっちゃって、ギャラは半分でいいよ」と冗談を飛ばしながら興奮していた。

収録を終えたたけしは、緊張が解かれ「テンションが上っちゃってヘトヘトだよ」とひと言。長嶋氏について「この歳になった今でも、すてきでかっこいいよね」と、永遠のヒーローへのあこがれを語っていた。

同番組には、ほかにも志村けんがスペシャルゲストとして登場。世代別に、10代の本田望結、20代の佐野ひなこ、30代の羽田圭介、40代の中山秀征、50代の清水ミチコ、60代の大和田伸也もゲストとして出演し、解説者に、伊藤惇夫(伊藤惇夫)、門倉貴史(経済評論家)、玉木正之(スポーツライター)、テリー伊藤(演出家)を迎える。司会は、ビートたけしと林修。進行はテレビ東京の狩野恵里アナウンサー。