俳優の竹中直人が、1月6日(23:58~24:58)に放送されるスペシャルドラマ『彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ~』に出演することが21日、明らかになった。

(左から) 千葉雄大、竹中直人、テイラー

このドラマは、来日1年で演技初挑戦のカナダ人モデル・テイラーが演じる、大学で日本の職人の技をリポートするために来日したマリーを、恩師の頼みで大学生の和田巧(千葉)がアテンドし、包丁、金物、着物などの職人技に出会う物語。和田は、ある理由から職人が嫌いだったが、次第にその魅力にひかれていき、一方のマリーは、どうしても会いたいという「和の職人」を一生懸命探し出そうとする。

竹中が演じるのは「千葉くん・テイラーさん、若い人たちはいいですね、ピチピチしてて。これからの可能性をいっぱい秘めている」とほれぼれしながら、特に「千葉くんがかわいくて、楽しかったな~」となぜか男の千葉の方にデレデレ。さまざまな職人が登場する中で、自身が目の当たりにした、堺の包丁職人に「もう"刀"なんですよ!」と感動していた。

20日には都内でクランクアップ。テイラーは、日本人でもあまり使わない専門用語に苦戦していたが、セリフをローマ字で全て書き起こすという独自の練習で、本番では、千葉も「相当練習したんだな」と感じるほど、見事な日本語を披露。そんな努力のかいもあって、スタッフから「日本語をあえて下手に話してほしい」と言われたほどだったそうだ。

テイラーは、職人の仕事ぶりを「カナダでは珍しく、本当に見事で、これからの人生においても忘れることのできない瞬間になりました! ここ日本がやっぱり大好きです!」とますます日本がお気に入りになったようだ。