お豆腐で簡単に作れるという「塩豆腐」。お味は濃厚で、出来栄えがチーズのよう……とも言われています。本当にそんなに簡単に作れるものなのでしょうか。実際に試してみました。

作り方

用意するのは市販の絹豆腐、キッチンペーパー、塩、容器。お豆腐の種類によって仕上がりの食感は違ってきますが、ここでは市販の絹豆腐を使います。容器はお皿でもいいと思いますが、保存や扱いがラクなことから、タッパーを使います。

お塩は小さじ1程度で十分です。

小さじ1の塩を豆腐表面に、まんべんなくまぶしていきます。裏面や側面も忘れずにお塩をまぶしていきます。

容器の中にキッチンペーパーを敷きます。

お水を吸い上げる量はキッチンペーパーの量で加減できますから、固めの食感を求める時は、敷く枚数を増やしてもいいですね。

キッチンペーパーが敷かれた容器に、塩が全体についた絹豆腐を入れます。あとは、ふたをして冷蔵庫で約1日待つだけです。

キッチンペーパー1枚を敷いて半日経った状態です。揺らしてみると、まだお豆腐特有のプルプルと揺れる感がありました。水分量を減らすため、ここで一度キッチンペーパーを新しいものに交換します。

キッチンペーパーを交換して半日後の状態です。揺らしてみると、揺れません。見た目もかたまり感があります。少し触ってみると、明らかに指触りも違っていました。

切り分けて器に盛ったところです。確かに見た目もチーズに似ています。切り分ける時の質感も、かなり安定感があって、うまく切り分けることができました。

お味はどうなのでしょう?

何もつけずに、そのまま食べてみました。確かに濃い味です。馴染みのあるお豆腐の食感ではありません。チーズの代用品としてサラダにトッピングできそうです。お塩の濃さが気になる方は、軽くお塩を水で落とされてもいいかもしれません。

もっと手間ヒマがかかると思われていた塩豆腐は、自宅で簡単に作れることがわかりました。手軽にできる食卓のひと品になりそうです。

執筆:飼い猫
3男1女の4児の母。本業:CADオペ。趣味:着物。カヌー。疲れた時は鹿児島弁をいっぱい喋りたい薩摩おごじょ。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。