東武鉄道は2016年春に予定しているダイヤ改正で、平日朝ラッシュ時間帯に上り「TJライナー」を新設すると発表した。あわせて現在、夕方以降の時間帯に運転している下り「TJライナー」も増発する。

「TJライナー」として運用される50090型電車の外観と車内

「TJライナー」は着席整理券の購入で必ず座れる座席定員制列車で、現在は池袋発の下り列車として、停車駅を限定して運転。来春のダイヤ改正以降、平日朝にも上り(池袋行)2本が運転開始となる。運転区間は森林公園~池袋間で、途中停車駅は東松山駅・坂戸駅・川越駅・ふじみ野駅。降車は池袋駅のみで、他の駅は乗車のみとなる。運転時刻は森林公園駅6時11分発・池袋駅7時5分着と森林公園駅8時18分発・池袋駅9時11分着。着席料金は410円(ふじみ野駅から乗車の場合は310円)で、定員450名。50090型で運行する。

下り「TJライナー」はダイヤ改正で平日・土休日ともに3本増発され、池袋駅発車時刻を30分間隔に変更。平日13本、土休日9本体制となる。着席料金は310円(ふじみ野駅から乗車の場合は不要)。その他の詳細や東上線ダイヤ改正の詳細は、決まり次第発表となる。