世界一の美女を決める「2015ミス・インターナショナル世界大会」が5日、都内で行われ、ベネズエラのエディマー・マルティネスさん(20歳)が"2015ミス・インターナショナル"の称号を手にした。
ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つとして1960年に誕生した同コンテスト。外見的な美しさを競うだけでなく、国際社会への貢献を目指す世界中のミスたちが、"平和と美の親善大使"として集い、互いに交流を深めることを目的としている。55回目を数える今年の世界大会に各国・地域のミス70人が登場し、一次審査の民族衣装、二次審査の水着、三次審査のドレス審査を実施。その後、10人に絞られたファイナリストによる最終審査の結果、5位にアメリカのリンゼイ・ベッカーさん(25歳)、4位にベトナムのファム・ホン・チェイバンさん(22歳)、3位にケニアのユニース・オニャンゴさん(22歳)、2位にホンジュラスのジェニファー・バジェさん(21歳)、そして2015ミス・インターナショナルにベネズエラのエディマー・マルティネスさん(20歳)が選ばれた。
司会者から名前を呼ばれて思わず涙ぐんだマルティネスさんは「今の気持ちを現すのは本当に難しいですけど、今までで一番うれしいです! 日本の皆さん、そして主催の皆さん、このような機会を下さったこと、本当にありがとうございます。ベネズエラ! 私、やったわ!」と満面の笑み。「ファイナリストになれるとは思いましたが、まさか名前を呼ばれるとは思いませんでした。ミス・フィリピンが呼ばれると思ったので、自分の名前を呼ばれた時は本当にビックリしました」と心境を明かし、「マネージャーが目の前で座っていて泣いてました。彼がいなかったらここにいなかったから彼にまず伝えたいし、その次は家族に喜びを伝えいたいですね」と喜びを爆発させていた。
"ミス・パーフェクトボディ"と"ミス・インターナショナル"の2冠を手にして世界中の男性から憧れの存在となるが、「ボーイフレンドがいるので、タイプと言われると困ります(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「タイプは外見ではなく、親しみやすい人が好きです。家族と仲良くなれて私を笑わせてくれて私を食べさせてくれる人が好きです!」とコメント。今後の活動として「この1年間かけて取り組んできたのが暴力を受けた人たちを助ける取り組みをしてきたので、ちゃんとした期間でその活動をしていきたいです。それに日本の滞在期間にもっと日本の文化を知りたいと思ったし、世界の平和をもたらすためにリーダー的な存在になりたいと思います」と目を輝かせていた。
また、グランプリとなる2015ミス・インターナショナル以外には、ミス・ナショナルコスチュームに日本の中川愛理沙さん(19歳)、ミス・ベストドレッサーにフィリピンのジャニセル・ルビナさん(21歳)がそれぞれ受賞した。